甕杉(かめすぎ)とは宮城県富谷市鷹乃杜にあるの古木のこと。地元では「亀杉」とも表記される。富谷市指定天然記念物[1](1969年12月5日指定)

鷹乃杜の甕杉

概要・由来 編集

富谷市西部の鷹乃杜団地周辺は、かつて江戸時代武将伊達政宗鷹狩りを行っていたお狩り場である。ある日、政宗のかわいがっていた狩りの最中に急死するという出来事があった。それを悲しみ、付近の農家から素焼きをもらい、亡骸を納めて丁重に葬った上、その傍らに杉の木を植えた[2]樹齢360年以上と推定され、樹高20m、根回り7mのその杉は、町(当時)の天然記念物に指定され、地元では「亀杉」と呼ばれて鷹乃杜地区のシンボル的な存在となっている。杉のある場所は周囲に比べて小高い丘となっており、現在甕杉は柵で囲まれ保護されている。

所在地 編集

宮城県富谷市鷹乃杜2-21

アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ 富谷市
  2. ^ 富谷町. “富谷町/富谷集遊”. 2015年3月11日閲覧。

外部リンク 編集

座標: 北緯38度22分02秒 東経140度52分09秒 / 北緯38.36722度 東経140.86917度 / 38.36722; 140.86917