二橋 潤一(にはし じゅんいち、1950年 - )は日本作曲家

経歴

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静岡県出身。信愛学園高等学校(現・浜松学芸高等学校)から東京芸術大学に進学し、池内友次郎宍戸睦郎矢代秋雄三善晃作曲を学んだ。さらにフランスに留学してパリ国立高等音楽・舞踊学校オリヴィエ・メシアンに師事した。帰国後は洗足学園大学桐朋学園大学に講師として勤めた。その後北海道教育大学釧路校助教授を経て、2009年に北海道教育大学岩見沢校教授に就任した[1]。2016年北海道教育大学を定年退職。第1回ル・アーブル国際作曲コンクール第2位、第5回マルセル・ジョゼ国際作曲コンクール第1位[2]

主要作品

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オペラ

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  • 三郎信康

管弦楽曲

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  • ギター協奏曲

吹奏楽曲

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  • 神楽舞

マンドリンオーケストラ

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  • 組曲
  • 神聖舞踏
  • カヴァティーナとロンドカプリチオーソ
  • ディヴェルティメント
  • 河の情景
  • 妖精組曲
  • 北の大地にて
  • ロココ組曲
  • オーロラ組曲
  • シンフォニエッタ
  • 子供たちのためのレクイエム
  • マンドリン協奏曲
  • プレクトル・シンフォニー

ギターオーケストラ

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  • 海の章

室内楽曲

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  • ホルンとピアノのためのスケルツォ
  • ギター四重奏のための「残像」
  • マンドリン四重奏曲
  • ヴァイオリンとギターのための七つの肖像
  • ギターとピアノのための湿原幻想組曲

ピアノ独奏曲

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  • バッハの様式によるプレリュードとフーガ

ギター独奏曲

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  • 12人の作曲家の様式による小品
  • 5つのノスタルジー

脚注

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出典

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  1. ^ 北海道教育大学研究者総覧
  2. ^ 細川周平片山杜秀監修『日本の作曲家-近現代音楽人名事典』日外アソシエーツ、2008年、507頁。