『五雑組』(『五雜組』、ござっそ、拼音:Wǔ-zá-: zǔ)は、時に『五雑俎』(五雜俎)とも記される、長楽出身の謝肇淛(しゃ ちょうせい)が撰した著作である。全十六巻である。

この本の原題は『五雑組』であり、各種の色彩をとって布を織るという意味である。後に段成式の著作『酉陽雑俎』から引いて、『五雑俎』とされた。五雑俎とは、古楽府の名であり、詞に「五雑俎,岡頭草。往復還,車馬道。不獲已,人将老」[1]とある。また、厳羽の『滄浪詩話』詩体には、「論雑體,則有風人、藁砧、五雑俎」とある。

『五雑組』の構成は以下の通りである。

天部2巻、地部2巻、人部4巻、物部4巻、事部4巻。

その記録の多くは、作者本人の読書の心得であり、また国事や歴史の考証も含まれている。李維楨の序文がつけられた。万暦44年(1616年)に潘膺祉の如韋館で刻本されている。謝肇淛は遼東女真が後日に明朝の災いになるであろうことを記したために、清代になって軍機処によって破棄され、閲覧することができなくなった。中華民国になって、復刻されている。

注釈編集

  1. ^ 芸文類聚』巻五十六

参考文献編集