井上裕正
井上 裕正(いのうえ ひろまさ、1948年12月17日[1] - 2022年2月8日[2])は、日本の東洋史学者、奈良女子大学名誉教授。
人物情報 | |
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生誕 |
1948年12月17日 日本神奈川県横浜市 |
死没 | 2022年2月8日 (73歳没) |
出身校 | 京都大学 |
学問 | |
研究分野 | 東洋史(中国近代史) |
研究機関 | 島根大学、奈良女子大学 |
学位 | 文学博士 |
経歴
編集1948年、神奈川県横浜市で生まれた。京都大学文学部東洋史学科で学び、1971年に卒業。京都大学大学院文学研究科に進学し、1977年に博士課程を単位取得満期退学した。
卒業後は、1978年に島根大学法文学部講師となった。1982年に助教授昇格。1984年に奈良女子大学文学部助教授に転じ、1996年に教授に昇格した。大学では、文学部長、副学長を務めた。2001年、学位論文『清代アヘン政策史の研究:アヘン戦争前における』を京都大学に提出して文学博士号を取得した[3]。2004年からは奈良女子大学理事。2013年に奈良女子大学を定年退任し、名誉教授となった。2022年2月8日、急性心臓死のため死去[1]。
著作
編集- 著書
- 共著
- 翻訳
- 『内藤湖南:ポリティックスとシノロジー』ジョシュア・A.フォーゲル著, 平凡社(テオリア叢書)1989
参考
編集- 清代アヘン政策史の研究 (新装版) - 紀伊国屋書店BookWeb
- 井上裕正 - J-GLOBAL
脚注
編集- ^ a b 『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年、p.67。
- ^ 訃報・井上裕正さん 73歳=奈良女子大名誉教授、東洋史専攻/奈良 毎日新聞、2022年4月19日
- ^ CiNii(学位論文)