仕田原猛

大和言葉の研究家

仕田原 猛(しだはら たけし、1936年昭和11年〉 - 2020年〈令和2年〉2月23日)は大和言葉研究家京大の野球部OB会(京都大学野球倶楽部)の会長を務めた[1]

略歴・人物

編集

大阪府大阪市生まれ。大阪府立清水谷高等学校京都大学法学部卒業。1960年昭和35年)住友金属工業(現・日本製鉄)入社。

1999年平成11年)ベストセラー『もう一つの万葉集』のある韓国人作家、李寧煕の後援会の発足に伴い会員となる。以後、日本各地の古代遺跡や古社・古地名を調査し、後援会の会報『まなほ』に寄稿。2018年には、万葉集は古代韓国語で書かれていたとする李寧煕の説を基にして、日本語と古代韓国語を比較し共通点を解説した『やまと言葉を遡る 李寧煕の解読を基に』を出版している。

なお、学生時代に京都大学硬式野球部に所属。その後、野球部長や関西学生野球連盟常務理事も務めており、創部120年を迎えた京大野球部の出身者による「京都大学野球倶楽部」(OB会)の会長を2018年まで務めた[2]

著書

編集
  • 『李寧煕が解いた古代地名を歩く』編集工房レイヴン、2008年
  • 『やまと言葉を遡る 李寧煕の解読を基に』海風社、2018年

脚注

編集
  1. ^ 京都新聞2018年平成30年)11月18日朝刊 創部120年 290人祝う 京大硬式野球部が式典
  2. ^ 記念式典:京大野球部120年祝う 現在36季連続最下位 - 毎日新聞毎日新聞2018年11月17日

関連項目

編集

外部リンク

編集