佐怒賀 正美(さぬか まさみ、1956年昭和31年)- )は、俳人。俳句結社「秋」主宰。妻は、歌人橋本喜典の長女。

略歴

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茨城県古河市に生まれる。茨城県立古河第三高等学校を経て、東京大学文学部仏文科卒業。小学館辞典編集部に勤務し、2014年4月早期退職[1]

中学時代に第4回俳句研究賞受賞者である牧辰夫により俳句を知り、大学時代は東大学生俳句会、東大本郷句会に参加、山口青邨小佐田哲男有馬朗人の指導を受ける。1978年、石原八束主宰の「秋」に入会、師事。1990年、有馬朗人主宰の「天為」創刊に参加。二代目「秋」主宰、文挾夫佐恵にも学ぶ。「秋」副主宰を経て2006年主宰[2]。第74回現代俳句協会賞受賞。小学館の同僚である村井康司らとともに同人誌「恒信風」にも参加。

現在「秋」主宰、「天為」特別同人。インターネット句会「椨の木句会」主宰。現代俳句協会副会長。東京都区現代俳句協会副会長、全国俳誌協会顧問、日本現代詩歌文学館評議員、 日本文藝家協会会員、日本ペンクラブ会員。専修大学客員教授[3]

句集

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  • 『句集 光塵』角川書店 (1996年5月) ISBN 4048715739
  • 『句集 意中の湖』角川書店(1998年6月) ISBN 404871712X
  • 『句集 青こだま』角川書店(2000年2月) ISBN 4048718320
  • 『句集 椨(たぶ)の木』角川書店(2003年12月) ISBN 4048761935
  • 『句集 悪食の獏』角川書店(2008年9月) ISBN 9784046522030
  • 『句集 天樹』現代俳句協会(2012年10月)
  • 『句集 無二』ふらんす堂(2018年10月)ISBN 9784781411118
  • 『句集 黙劇』本阿弥書店(2024年1月)ISBN 9784776816720

評論

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  • 『らくだ日記-石原八束一日一句』(『秋』2010年7月号)

参考文献

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坂口昌弘著『平成俳句の好敵手』文學の森

脚注

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  1. ^ 「秋」主宰プロフィール[1]
  2. ^ 『句集 天樹』P127
  3. ^ 「学習院さくらアカデミー」佐怒賀正美プロフィール[2]