佐賀市立勧興小学校

佐賀県佐賀市にある小学校

佐賀市立勧興小学校(さがしりつかんこうしょうがっこう)は、佐賀県佐賀市にある小学校佐賀藩校弘道館の流れを汲む。勧興魂「勉強はベストをつくし、運動はくたくたになるまで」を合言葉に児童は学校生活を送っている。

佐賀市立勧興小学校

沿革

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歴史

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校名の由来

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前身である弘道館の蒙養舎では、教科書の1つとして経書五経)の『礼記』が使われていた。校名はその「王制篇」第5章612頁にある「勧功興学」から採られている[1]

民咸安其居 楽事勧功
尊君親上 然後興学
 (人がみなその処に安んじて仕事を楽しみ励み、
  長上を敬い親しむとき、学問や文化が盛んになる) — 『礼記』「王制篇」第5章612頁(ふるさと勧興、p.47より引用)

なお、当校出身で政治家の佐藤尚武が著した「勧功興学」の書が当校に所蔵されている[1]

記念物

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校舎玄関前にあるソテツは、もと北堀端の校舎の玄関前にあったもので、1913年の校舎移転とともに移設されたものである。樹齢およそ200年と推定され、弘道館時代からあったとされている[2]

特別支援教育

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特別支援(知的・情緒・病弱)教育を行っている。現在は、つぼみ・わかば・みどりの名称である。

所在地

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佐賀県佐賀市成章町3番16号

著名な関係者

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著名な出身者

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教職員

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  • 千住虎吉 - 弘道館出身で当校初代校長に就任、17年間在職した[5]

脚注

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参考文献

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  • 佐賀市立勧興公民館、『歴史探訪 ふるさと勧興』、2004年7月

外部リンク

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