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健命寺(けんめいじ)は長野県野沢温泉村に存在する曹洞宗の寺院。山号は薬王山。

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歴史編集

永禄11年(1568年)に草創され、薬師如来が十二神将像と合祀され前立本尊となった。天正12年(1584年)に上杉氏の家臣市河氏が寺領を寄進し、南室正舜を開山として中興された。当時の山号は傑湯山といい、文禄2年(1593年)に古寺(現在の村役場付近)から現在地に移設された。寛文9年(1669年)には寺領7石で境内は東西約30間、南北約25間であった。宝永3年(1706年)に、薬師如来を千仏堂へ移し、本尊の釈迦如来の他、文殊菩薩、普賢菩薩の3尊像を安置した。焼失していた堂宇も享保2年(1717年)に再興された。

野沢菜発祥の寺として知られ、8世住職の晃天園瑞が京都に遊学した際、大坂天王寺で栽培されている天王寺蕪種子を持ち帰り、その子孫が野沢菜となったとの言い伝えが広く知られていたが、種子表皮細胞ほかに対する遺伝的研究[1]から、これは否定されている。

境内編集

  • 本堂
  • 仁王門
  • 山門
  • 鐘楼
  • 庫裡
  • 経蔵
  • 薬師堂
  • 野沢菜発祥の地の碑

参照編集

  1. ^ 青葉高「本邦そ菜在来品種の地理的分布と分類に関する研究」園芸学会雑誌32号4巻(1964年)

参考文献編集