冲永荘八

日本の宗教学者
冲永宜司から転送)

冲永 莊八(おきなが しょうはち、1969年1月20日 - )は、日本の学校法人経営者。学校法人帝京科学大学理事長・学長。学校法人帝京学園理事長。

1969年東京都品川区に、帝京大学創立者冲永荘一の長男として生まれる。1987年東邦大学付属東邦高等学校卒業、1992年京都大学文学部卒業。父・荘一の推薦により、帝京女子短期大学(現:帝京大学短期大学)に採用。

2002年、荘一から帝京大学学長就任の推薦を受けるが、当時騒がれていた医学部入学前寄付金(「医学部での裏口入学[1])問題により、文部科学省が却下(但し荘八本人による入学前寄付金への関与は確認されていない)。すでに荘一から理事長職[2]を譲り受けていた荘一の次男・冲永佳史が学長職を兼務することとなった。妻は帝京大学共通教育センター教授の冲永隆子

注釈 編集

  1. ^ “【THE MONEY TIMES】(28)教育上よろしくない 帝京大学'骨肉の争い'”. 週刊新潮 (2019年11月21日号 66頁). 
  2. ^ 弟が理事長に就任した経緯ついては、同記事で次のように書かれている。 「『弟の佳史さんは父親の意に沿って東京大学医学部出の女性をお見合いで伴侶に選んだ。荘一総長は、自身が卒業した東大医学部至上主義者でした。その結果、グループ経営を引き継がせるのは次男だと決めたのです。佳史さんの結婚披露宴は政財界の重鎮を招いて盛大に行なわれ、実質、後継者のお披露目パーティーでした。荘一総長はその場で、「自分のDNAを継承させたい」とスピーチしました』。次男の妻を通じて東大医学部のDNAを冲永一族に残せることで、喜びを隠せない様子だったという。 『その為、荘一総長は佳史さんの妻である寛子さんを極端に優遇しました。現在、寛子さんは帝京大学の常務理事兼副学長という立場。本家の長男より、次男の嫁が重要な役職に就いているわけです。』」

外部リンク 編集