十条冨士神社
東京都北区中十条にある神社
十条冨士神社(じゅうじょうふじじんじゃ)は東京都北区の神社。
十条冨士神社 | |
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所在地 | 東京都北区中十条2-14-18 |
主祭神 | 木花佐久夜姫命 |
創建 | 不詳 |
例祭 | 6月30日・7月1日 |
概要
編集創建年代は不明であるが、食行身禄(1671年生~1733年没)の富士信仰運動以降に創建されたと推測される。
毎年6月30日になると、翌日7月1日の富士山の山開きに合わせて、富士講「十条冨士神社伊藤元講」が主催する大祭が2日間行われる。この大祭は「おふじさん」の名前で親しまれ、都道460号線(日光御成道)から十条銀座まで続く道には、露店が立ち並び、多くの人で賑わう[1]。
十条冨士塚
編集元々は十条台古墳群を構成する古墳の一つであった。元の円墳に石碑などを配して富士塚に整備した[2]。現在ある鳥居や山頂の石祠は、食行身禄150回忌を祈念して1881年(明治14年)に建てられている[2]。
十条冨士塚は、1991年(平成3年)に北区の有形民俗文化財に指定されている[2]。
なお、前を通る都道460号線の拡張工事のため、2020年(令和2年)4月より十条冨士塚を奥側に移設する工事が始まり[3]、2023年に完成した。
交通アクセス
編集- 東十条駅より徒歩5分。
脚注
編集- ^ 十条冨士神社大祭(お冨士さん)北区地域振興部観光振興担当
- ^ a b c 十条冨士塚北区飛鳥山博物館
- ^ 十条冨士塚の再整備(現状変更)のお知らせ東京都都市整備局
参考文献
編集- 芦田正次郎、工藤信一 著『北区史跡散歩 (東京史跡ガイド17)』学生社、1993年