厚東川(ことうがわ)は、山口県の主に美祢市(旧:秋芳町)と宇部市を流れる二級水系の本流。

厚東川
小野湖
小野湖
水系 二級河川 厚東川
延長 60 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 405 km²
水源 桂木山(山口県)
水源の標高 560 m
河口・合流先 周防灘(山口県)
流域 山口県
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地理 編集

山口県美祢市(旧:秋芳町)北部の桂木山に発し、秋吉台の中央部を南へ流れる。秋芳洞より流れ出る稲川、厚東川水系最大の支流大田川などを合わせた後、小野湖(厚東川ダム)を経て、宇部市周防灘へ注ぐ。

支流の白水川の谷頭は秋吉台の西台東麓に湧く白水の池(白水の池の穴)であるが、ここに流れ出る地下川系は美祢市於福の西台西端に達し、厚狭川への河川争奪を始めている。

1942年に山口県に大きな被害を出した周防灘台風の際には、この川で堤防が決壊したことにより、流域での浸水被害をより拡大させた[1][2]

支流 編集

流域の自治体 編集

山口県
美祢市(旧:秋芳町美東町)、宇部市

主な橋梁 編集

脚注 編集

  1. ^ 周防灘台風”. 山口県. 2020年4月16日閲覧。
  2. ^ 高潮にそなえて 宇部市高潮ハザードマップ”. 宇部市. 2020年4月16日閲覧。

関連項目 編集