美祢市

日本の山口県の市

美祢市(みねし)は、山口県の中央部にある。山口県内で唯一海に面していない自治体である。

みねし
美祢市
Akiyoshi02.jpg
秋芳洞の千枚皿
Flag of Mine, Yamaguchi.svg Symbol of Mine Yamaguchi.svg
美祢市旗
2009年4月4日制定
美祢市章
2009年4月4日制定
日本の旗 日本
地方 中国地方
中国・四国地方
都道府県 山口県
市町村コード 35213-6
法人番号 4000020352136 ウィキデータを編集
面積 472.64km2
総人口 23,884[編集]
推計人口、2020年1月1日)
人口密度 50.5人/km2
隣接自治体 宇部市山陽小野田市下関市長門市山口市萩市
市の木 かし
市の花 さくら
美祢市役所
市長 西岡晃
所在地 759-2292
山口県美祢市大嶺町東分326-1
北緯34度10分0秒東経131度12分20.4秒座標: 北緯34度10分0秒 東経131度12分20.4秒
市庁舎位置

市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

美祢市位置図

― 市 / ― 町

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市の範囲が日本ジオパークであるMine秋吉台ジオパークとなっている[1][2]

地理編集

地勢編集

山口県のほぼ中心に位置する。四方を山が囲み、特に長門市萩市との間は中国山地が横たわるため冬季は凍結や積雪などがある。さまざまな化石が産出することで知られており、土地は石灰質である所が多く、国道435号が通過する大嶺地区や豊田前地区では道路沿いに石灰層や石炭層を見ることが出来る。平成の大合併により、県庁所在地の山口市と県内最大の経済規模をもつ下関市と隣接することになった。

旧美祢市域を美祢線が縦断しており、宇部市山陽小野田市との経済的結びつきが強い(山口県が指定する「宇部・小野田広域都市圏」に含まれている)。一方で旧美東町秋芳町域を中心に中国自動車道国道435号を介した山口市との交流も多く見られる。

市名の由来編集

「山(峰)に囲まれていることから、峰が美祢に転訛した」という説がある。

地名編集

旧市域

山口県の市では唯一、平成の大合併以前の市域において合併前の旧自治体名を町として冠していた。
なお、1956年に大字を廃止しているが、改めて○○町○○の形式で町名設置が実施されている[3]。以下、合併前から現在までの変遷を表形式で示す。

美祢市合併前 合併当初 1956年~現在 備考
大嶺町大嶺奥分 大嶺町大嶺奥分 大嶺町奥分
大嶺町大嶺北分 大嶺町大嶺北分 大嶺町北分
大嶺町大嶺西分 大嶺町大嶺西分 大嶺町西分
大嶺町大嶺東分 大嶺町大嶺東分 大嶺町東分 当地の字として来福台1丁目~8丁目があり、地番整理が実施されている。
伊佐町伊佐 伊佐町伊佐 伊佐町伊佐
伊佐町河原 伊佐町河原 伊佐町河原
楠町奥万倉 奥万倉 伊佐町奥万倉 1955年、一部のみ編入。
東厚保村山中 東厚保町山中 伊佐町堀越 1962年分立。
東厚保町山中
東厚保村厚保川東 東厚保町厚保川東 東厚保町川東
西厚保村厚保原 西厚保町厚保原 西厚保町原
西厚保村厚保本郷 西厚保町厚保本郷 西厚保町本郷
於福村於福上 於福町於福上 於福町上
於福村於福下 於福町於福下 於福町下
豊田前村麻生上 豊田前町麻生上 豊田前町麻生上
豊田前村麻生下 豊田前町麻生下 豊田前町麻生下
豊田前村今山 豊田前町今山 豊田前町今山
豊田前村岳 豊田前町岳 豊田前町岳
豊田前村岳 豊田前町古烏帽子 豊田前町古烏帽子
豊田前村岳 豊田前町保々 豊田前町保々

平成の大合併で市域に入った2町についても、旧市域と同様、合併前の旧自治体名を冠している。

美東町
  • 長田(旧真長田村)
  • 真名(旧真長田村)
  • 小野(旧真長田村。1918年厚狭郡小野村小野の一部を編入)
  • 大田(旧大田村)
  • 長登(旧大田村)
  • 綾木(旧綾木村。美東町発足時より大字)
  • 絵堂(旧赤郷村)
  • 赤(旧赤郷村)
秋芳町
  • 秋吉(旧秋吉村。秋芳町発足時より大字)
  • 岩永本郷(旧岩永村)
  • 岩永下郷(旧岩永村)
  • 嘉万(旧共和村嘉万上郷。秋芳町発足時に改称)
  • 青景(旧共和村)
  • 別府(旧別府村。秋芳町発足時より大字)

行政編集

市長編集

市議会編集

  • 定数:16人
  • 任期:2020年4月26日
  • 市議会議長 - 荒山光広

国の機関編集

人口編集

 
美祢市と全国の年齢別人口分布(2005年) 美祢市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 美祢市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
 

美祢市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


歴史編集

みねし
美祢市
廃止日 2008年3月21日
廃止理由 新設合併
美祢市(旧)美東町秋芳町→美祢市
現在の自治体 美祢市
廃止時点のデータ
  日本
地方 中国地方
中国・四国地方
都道府県 山口県
団体コード 35213-6
面積 228.25km2
総人口 17,323
推計人口、2008年3月1日)
隣接自治体 下関市宇部市長門市
山陽小野田市萩市
美祢市役所
所在地 759-2292
山口県美祢市大嶺町東分326-1
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歴代市長編集

氏名 就任年月日 退任年月日 備考
 - 小竹伸夫 2008年3月21日 2008年4月27日 職務執行者・旧美祢市長
初-2 村田弘司 2008年4月27日 2016年4月26日
3 西岡晃 2016年4月27日 2018年12月31日 辞職(出直し選挙出馬)[4]
 - 篠田洋司 2019年1月1日 2019年1月17日 職務代理者・副市長(市長選出馬の為1月17日に辞職)[5]
- 石田淳司 2019年1月18日 2019年2月10日 職務代理者・市長公室長(部長級)(副市長辞職に伴い代理)[6][7]
4 西岡晃 2019年2月10日 現職 自身の辞職に伴う出直し選挙で再選[8]。規定により残任期間

教育編集

高等学校編集

公立編集

私立編集

中学校編集

公立編集

  • 美祢市立伊佐中学校
  • 美祢市立厚保中学校
  • 美祢市立大嶺中学校
  • 美祢市立於福中学校
  • 美祢市立豊田前中学校
  • 美祢市立秋芳中学校
  • 美祢市立美東中学校


小学校編集

公立編集

  • 美祢市立伊佐小学校
  • 美祢市立厚保小学校
  • 美祢市立大嶺小学校
  • 美祢市立重安小学校
  • 美祢市立麦川小学校
  • 美祢市立於福小学校
  • 美祢市立秋芳桂花小学校
  • 美祢市立秋吉小学校
  • 美祢市立大田小学校
  • 美祢市立綾木小学校
  • 美祢市立淳美小学校


産業編集

明治維新後に開発された大嶺炭田無煙炭石灰石の産出などで工業都市として発展。特に大嶺炭鉱の無煙炭は、戦前の軍艦などの燃料に重宝された。石灰石は全国有数の国内シェアを誇る。大嶺炭鉱が閉山した後は人口が激減した。現在でも宇部興産太平洋セメントによる石灰石の産出は行っており、工業団地の誘致などにより工業都市としての発展を図っている。

2007年(平成19年)5月には日本初のPFI方式で設置された刑務所である美祢社会復帰促進センターが豊田前町の工業団地「美祢テクノパーク」内に開設された。

市東部の秋芳・美東地域は秋吉台国定公園を中心とした観光業が主たる産業であり、秋吉台秋芳洞をはじめとする観光資源が多数存在する。農業も盛んで、ゴボウホウレンソウ(他地域より甘みがあり、生で食べることもできる)が特産。

主な企業編集

交通編集

鉄道編集

石炭輸送のために建設された美祢線が市西部を南北に縦断している。なお、かつては石炭輸送で賑わった南大嶺駅 - 大嶺駅間(美祢線大嶺支線、通称「大嶺線」)は1997年(平成9年)4月1日に廃止されている。また、かつて伊佐町から美祢駅(当時は吉則駅)に石灰石輸送を行っていた伊佐軌道は、宇部興産専用線開通により1947年(昭和22年)3月5日に廃止されている。

市東部へのアクセスは新山口駅(山口市)からのバス乗り換えが主となる。

バス編集

タクシー編集

道路編集

市内を中国自動車道が東西に貫き、インターチェンジが2か所設けられている。現在、中国自動車道から分岐する地域高規格道路である小郡萩道路が建設中。また、山口県のほぼ中央にあるため、一般道路も山口県の各都市を結ぶ道路が交差している。

高速道路編集

一般国道編集

主要地方道編集

その他編集

メディア編集

名所・観光地編集

 
秋吉台
 
秋芳洞の入口
 
別府弁天池

著名な出身者編集

ゆかりある人物編集

脚注編集

外部リンク編集