台湾米国事務委員会

行政院(外務省指揮監督)

台湾米国事務委員会(たいわんべいこくじむいいんかい)は、中華民国台湾)が国交のないアメリカ合衆国との実務関係処理のための窓口機関である、旧称北米事務協調委員会(ほくべいじむきょうちょういいんかい)。形式的には非政府機関であるが、実質的には中華民国外交部が所管している。アメリカ側のカウンターパートは、米国在台湾協会(AIT)。

台湾米国事務委員会
台湾米国事務委員会看板上揭式
各種表記
繁体字 臺灣美國事務委員會
簡体字 台湾美国事务委员会
拼音 Táiwān Mĕiguó Shìwù Wĕiyuánhuì
注音符号 ㄊㄞˊ ㄨㄢ ㄇㄟˇ ㄍㄨㄛˊ ㄕˋ ㄨˋ ㄨㄟˇ ㄩㄢˊ ㄏㄨㄟˋ
発音: たいわんべいこくじむいいんかい
台湾語白話字 Tâi-uân bí-kok sū-bū uí-uân-huē
英文 Taiwan Council for U.S. Affairs
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1979年3月1日に設立され、米国在台湾協会との取決め[1]により、在米事務所・支部を設置した。在米事務所・支部は、事実上の台湾大使館領事館としての役割を果たしている。事務所名は当初「北米事務協調委員会駐米国事務所」であったが、1994年10月10日に「駐米国台北経済文化代表処」に変更された。中華民国外交部は、2019年5月25日に機関名称を「台湾米国事務委員会」に変更。[2]

脚注 編集

  1. ^ 「米国在台湾協会と北米事務協調委員会の特権、免税権、及び免責権に関する協定」(1980年10月2日、ワシントンで調印、即日発効)
  2. ^ "外交部宣布「北美事務協調委員會」將更名為「臺灣美國事務委員會」,象徵臺美關係緊密,意義非凡" (Press release) (中国語(台湾)). 中華民國外交部. 25 May 2019. 2019年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月25日閲覧

関連項目 編集

外部リンク 編集