吉岡 實(よしおか みのる、1938年[1] - 2023年9月26日[2])は、日本実業家馬主

よしおか みのる

吉岡 實
生誕 1938年[1]
日本の旗 日本 徳島県[1]
死没 (2023-09-26) 2023年9月26日(85歳没)[2]
住居 日本の旗 日本 広島県福山市(2010年時点)[3]
職業
肩書き
  • マルヨシ物産株式会社 元代表取締役会長
  • 全国内航輸送海運組合 元副会長
  • [2]
受賞 黄綬褒章[3]
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広島県福山市に本社を置く、海運業のマルヨシ物産株式会社の代表取締役会長を務めていた[2]

経歴

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1938年徳島県出身[1]。高校の修学旅行で旅客船に乗ったことをきっかけに船に憧れを持ち、卒業後に機帆船の炊事係(カシキ)として船舶に携わるようになる[1]。その後は広海汽船入社を経て1971年に内航貸渡業を開始[1]、翌年8月に内航貸渡のほか食品加工も手掛ける[1]マルヨシ物産を創業する[4]2010年には黄綬褒章を受章した[3]

2023年9月26日腎不全のため死去[2]。85歳没。

自民党衆議院議員である加藤六月佐藤守良と親交があったほか、プロ野球の地方興行にも携わったことがある[1]

馬主活動

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吉岡の勝負服を着用した田辺裕信

日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会に登録する馬主としても知られた。勝負服の柄は白、赤縦縞、袖赤一本輪、冠名には自身の名前より[5]「ミノル」を用いる。

2023年に死去したのち、所有馬は妻の輝美が引き継ぐこととなっている[2]

来歴

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主な所有馬

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GI競走優勝馬

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重賞競走優勝馬

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その他の所有馬

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  • フェイクフェイス[注 1][9]
  • スピリッツミノル(2015年すみれステークス、2019年大阪城ステークス)
  • カイザーミノル(2021年朱鷺ステークス、他重賞3着3回)
  • ディアマンミノル(2022年大阪-ハンブルクカップ

受章

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脚注

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注釈

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  1. ^ 地方所属時、先述のように下河辺牧場の所有時に、2005年のすずらん賞を制している。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 「久し振りに出た"噂の"爆弾男 総連合のモニター小委(内航船主組合)吉岡 実氏」『内航近海海運』第21巻第304号、内航ジャーナル、1986年2月、43-45頁。 
  2. ^ a b c d e f g 「ミノル」で知られる馬主の吉岡實さん死去 レーヌミノルで2017年の桜花賞V”. 馬トク. 報知新聞社 (2023年10月13日). 2023年10月13日閲覧。
  3. ^ a b c d 平成22年春の褒章受章者名簿(平成22年4月29日付) (PDF) P13
  4. ^ マルヨシ物産株式会社”. BIZMAP. 2023年10月14日閲覧。
  5. ^ a b 【桜花賞】「ミノル」吉岡オーナー夢実る「楽な気持ちで見てた」”. スポニチアネックス. スポーツニッポン (2017年4月10日). 2023年2月23日閲覧。
  6. ^ 吉岡 實”. データベース. ウマニティ. 2023年2月23日閲覧。
  7. ^ 【朝日杯FS】内田博「下手くそッ!」ホーネット2着”. SANSPO.COM. サンケイスポーツ (2005年12月12日). 2005年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月23日閲覧。
  8. ^ 【桜花賞】レーヌの吉岡オーナー、ソウルに勝ち「夢みたい」”. サンスポZBAT. サンケイスポーツ (2017年4月10日). 2023年2月23日閲覧。
  9. ^ フェイクフェイス”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年2月23日閲覧。

参考文献

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  • 『内航近海海運 第21巻304号』(内航ジャーナル)
    • 「久し振りに出た"噂の"爆弾男 総連合のモニター小委(内航船主組合)吉岡 実氏」