吉川 仁士(よしかわ ひとし、1978年5月2日 - )は、三重県津市出身の監督。現在ロサンゼルス在住で映画製作を始めとして、コマーシャルミュージックビデオの監督・脚本を手掛けている。

よしかわ ひとし
吉川 仁士
生年月日 (1978-05-02) 1978年5月2日(45歳)
出生地 日本の旗 日本三重県津市
血液型 A
職業 映画監督
映画プロデューサー
ジャンル 映画
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来歴 編集

幼少期〜大学卒業
幼い頃より映画やテレビ制作などに興味を持つも、その後エンジニアを目指し名古屋工業大学に進学する。しかし、同大在学中に映画製作への思いが再燃。卒業後、映画製作者になるという夢を追いかけ渡米。
渡米〜コロンビア大学ハリウッド卒業
名古屋工業大学を経て、映画『きみがぼくを見つけた日』を監督したロベルト・シュヴェンケを輩出したコロンビア大学ハリウッド(CCH)の監督学科に編入した。理論だけではない実践を重んじる同大学にて映画制作について学び、監督、プロデューサーとして短編映画を製作した。2006年には同大学のJoe Doughrity監督作品である『Akira's Hip Hop Shop』に共同プロデューサーとして企画段階から参加。同映画はDGA(全米監督協会)から第13回DGA最優秀作品賞に選ばれる。[1]。2010年に監督・脚本を担当したAnne Jenningsにて、日米合わせ、15以上の賞を受賞する[2]
現在
大学卒業後は、ロサンゼルスを拠点とする映像制作会社を設立。映画、コマーシャル、ミュージックビデオ、テレビ番組の製作、コーディネート等を行う。

作品 編集

映画 編集

  • 『Akira's Hip Hop Shop』(2007)共同プロデューサー
  • 『Tabasco』 (2007)脚本・監督・プロデューサー
  • 『The Poinsettia 』(2009)脚本・監督
  • 『Anne Jennings』(2010)脚本・監督[3][4][5]
  • 長編映画『チェイン』(2012)プロデューサー[6][7][8]
  • 『昨日の明日-オーディナリーライフ』(2012)脚本・プロデューサー
  • 長編映画「 Slit Mouth Woman」(2013)プロデューサー
  • 『栃木県観光PRショートフィルムーとちぎの国の招待状』(2015)監督
  • 『Wonder Women』(2016)コーディネーター

ドキュメンタリー 編集

  • 『食事制限とアンチエイジング』(2011)監督
  • 『不妊治療クリニックの紹介』(2011)監督

ミュージックビデオ 編集

  • 『Room Blue』(2009)第一助監督


受賞歴 編集

  • 2010年
    • 『Anne Jennings』
      • 長岡アジア映画祭 監督賞
      • 小津安二郎記念蓼科高原映画祭・短編映画コンクール 準グランプリ
      • Los Angeles Movie Awards 最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演女優賞・最優秀脚本賞・最優秀コスチューム賞・最優秀音楽賞
      • Alaska International Film Festival Kodiak(アラスカ国際映画祭 コディアックアワード(作品賞))
      • Los Angeles Reel Film Festival (ロスアンゼルスリールフィルムフェスティバル)最優秀外国語映画賞・最優秀主演女優賞・最優秀脚本賞・最優秀コスチュームデザイン賞
      • カリフォルニア映画祭 銀賞・最優秀主演女優賞
      • NYC’s Film Festival NYC's映画祭 作品賞
      • Directors Circle Festival of Shorts 優秀賞
      • Santa Fe Independent Film Festival 優秀賞
      • Ventura Film Festival        優秀賞

脚注 編集

外部リンク 編集