告白 (平井堅の曲)
「告白」(こくはく)は、平井堅の楽曲である。2012年5月30日にDefSTAR Recordsから通算35枚目のシングルとして発売された。規格品番はDVD付の初回生産限定盤はDFCL-1891/2、通常盤(フルヴォリューム盤)がDFCL-1893。
「告白」 | ||||||||||
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平井堅 の シングル | ||||||||||
初出アルバム『THE STILL LIFE』 | ||||||||||
B面 |
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リリース | ||||||||||
規格 | ||||||||||
録音 |
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ジャンル | J-POP | |||||||||
時間 | ||||||||||
レーベル | DefSTAR Records | |||||||||
作詞・作曲 | 平井堅 | |||||||||
プロデュース | 亀田誠治 | |||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||
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平井堅 シングル 年表 | ||||||||||
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解説
編集テレビ朝日系ドラマ『Wの悲劇』(2012年4月26日 - 6月14日)の主題歌。同様にテレビドラマ主題歌だった前作『いとしき日々よ』[注 1]から約1年を経て発表された[1]。
武井咲演じる主人公の「愛を求めながらも、手に入れることが出来ない、絶望的なまでの苦しみ、悲しみ」を女性の立場から描いた曲。誰もが心のどこかに持つ「絶対的闇」「圧倒的絶望」をテーマに作られた[2]。
ミュージック・ビデオは、モノブライトの「雨にうたえば」等のMVを制作している田辺秀伸と石原周太郎がともに初めて担当。撮影は当時茨城県水戸市千波湖畔にあった、2010年公開の日本映画「桜田門外ノ変」オープンロケセット[3][4]で行われた。歌舞伎、阿波踊り、獅子舞などの要素を取り入れ、現代のダンスと融合させた「ネオジャポネスク舞踏」をコンセプトに制作されたこのMVの振り付けは、Perfumeをデビューより担当しているMIKIKOが手がけた[5][6]。
CDパッケージは、DVDが付属した初回生産限定盤とCDのみの通常盤(フルヴォリューム盤[注 2])の2形態で発売された。シングル盤でDVD付の初回生産限定盤が制作されたのは『僕は君に恋をする』以来である。ディスクジャケットはモノクロームの平井堅と女性が被写体となっているが、初回盤と通常盤それぞれ別カットである[注 3]。 初回生産限定盤付属のDVDには「KEN HIRAI TV」[7]と題した平井本人出演の特典映像が収録されている。なお発売時には、TOWER RECORDS、TSUTAYA、その他のCDショップやオンライン・ショップ等でそれぞれ異なる外付け特典があったほか[注 4]、 ミュージック・ビデオを収録した『Ken Hirai Films Vol.12』が同時発売され、連動した応募特典があった[注 5]。
カップリング曲の「Woman "Wの悲劇"より」は、薬師丸ひろ子が主演した1984年公開の角川映画『Wの悲劇』の主題歌として歌唱した、松本隆と呉田軽穂(松任谷由実のペンネーム)による楽曲のカバーで、今回はドラマの挿入歌として使用されている[注 6]。
通常盤の3曲目に収録されている「いとしき日々よ 〜the repose of souls〜」は、「いとしき日々よ」の別アレンジ・バージョン。
通常盤の4曲目に収録されている「お願いジュリー☆ -ヒャダインのリリリリ☆リミックス-」は、2011年発売のスタジオ・アルバム『JAPANESE SINGER』に収録されていた「お願いジュリー☆」の音楽プロデューサー、ヒャダイン(前山田健一)によるリミックスバージョン。
収録曲
編集初回生産限定盤
編集# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「告白」 | 平井堅 | 平井堅 | 亀田誠治 | |
2. | 「Woman "Wの悲劇"より」 | 松本隆 | 呉田軽穂 | 武部聡志 | |
3. | 「告白 -less vocal-」 | 平井堅 | 亀田誠治 | ||
合計時間: |
# | タイトル |
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1. | 「KEN HIRAI TV」 |
通常盤(フルヴォリューム盤)
編集# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「告白」 | 平井堅 | 平井堅 | 亀田誠治 | |
2. | 「Woman "Wの悲劇"より」 | 松本隆 | 呉田軽穂 | 武部聡志 | |
3. | 「いとしき日々よ 〜the repose of souls〜」 | 平井堅 | 平井堅 | 島健 | |
4. | 「お願いジュリー☆ -ヒャダインのリリリリ☆リミックス-」 | 平井堅 | 平井堅 | ヒャダイン(リミックス) | |
5. | 「告白 -less vocal-」 | 平井堅 | 亀田誠治 | ||
合計時間: |
関連項目
編集- Wの悲劇(2012年のテレビドラマ) - 「告白」主題歌、「Woman "Wの悲劇"より」挿入歌
- Wの悲劇(1984年の日本映画) - 夏樹静子の原作を脚色した角川映画
- Woman "Wの悲劇"より - 薬師丸ひろ子が1984年に歌唱、オリコンチャートの1位を獲得したシングルレコード
- MIKIKO - 「告白」のミュージック・ビデオの振付を担当
脚注
編集注釈
編集- ^ TBS系ドラマ『JIN-仁- 完結編』(2011年4月17日 - 6月26日)の主題歌。
- ^ 「フルヴォリューム盤」の名称は本シングルから2017年発売の41stシングル「僕の心をつくってよ」までの平井堅の通常盤のほとんどに使われている。発売元によると「フルヴォリューム盤」には「シングル規定ギリギリの曲数が収録」とされている。オリコンの規定では、シングルはリミックスなどを除いたオリジナル曲の数が4曲までのもので、5曲以上はアルバムとされている。しかし、規定上限のオリジナル曲を4曲収録しているのは37thシングル「ソレデモシタイ/おんなじさみしさ」のみで、他は2~3曲収録である。実際のところは「初回生産限定盤」より曲数が多いことを宣伝するための名称と思われる。
- ^ 別カットのシングルCDジャケットは「僕は君に恋をする」以来。
- ^ ポスター、ポストカード、ステッカーなど。
- ^ 発売当時のプレス分には、CDパッケージフィルムに前述のタイアップ情報等を記載したシールが貼られたほか、応募特典(ライヴ&バックステージ招待)を告知したフライヤーが封入されている。
- ^ 日本のオリジナル楽曲のカバーが平井のシングルに収録されたのは、1995年の歌手デビュー以来初めて。外国のカバーソングはシングル「Missin' you 〜It will break my heart〜」収録の「When Can I See You」(Babyfaceのカバー)、シングル「Style」収録の「You Are My Sunshine of My Life」(Stevie Wonderのカバー)、シングル「アイシテル」収録の「Unchained Melody」(Al HibblerやThe Righteous Brothersのカバー)などがある。なお、アルバムやDVDソフトでは日本のオリジナル楽曲のカバーが音源・映像化されている。
出典
編集- ^ 平井堅が一年ぶりに放つ“告白” - 2012年5月30日閲覧
- ^ “平井堅、ドラマ『Wの悲劇』主題歌&挿入歌を担当。女の情念を歌う” (2012年4月6日). 2021年8月10日閲覧。
- ^ オープンロケセット・記念展示館 入場のご案内 - 水戸藩開藩四百年記念「桜田門外ノ変」映画化支援の会
- ^ 桜田門外ノ変オープンロケセット閉館(茨城新聞2013年4月1日)
- ^ “平井 堅、新曲「告白」のミュージック・ビデオ完成! 振り付けはMIKIKOが担当” (2012年5月17日). 2012年5月30日閲覧。
- ^ “平井堅、MIKIKO参加の「告白」PVで新境地開拓” (2012年5月17日). 2021年8月10日閲覧。
- ^ SPACE SHOWER TV presents『KEN HIRAI TV』&『KENちゃんねる』ダブル開局記念 - 2012年5月30日閲覧