唐津 (小惑星)

小惑星帯に位置する小惑星

唐津(からつ、29514 Karatsu)は小惑星帯の小惑星である。佐藤直人1997年に秩父市で発見した。 唐津市が広報紙やホームページで命名を呼びかけ、主に市内の子どもたちの応募の中から選んだ。

唐津
29514 Karatsu
仮符号・別名 1997 YV6
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1997年12月25日
発見者 佐藤直人
軌道要素と性質
元期:2012年3月14日 (JD 2,456,000.5)
軌道長半径 (a) 2.943 AU
近日点距離 (q) 2.456 AU
遠日点距離 (Q) 3.429 AU
離心率 (e) 0.165
公転周期 (P) 5.05
軌道傾斜角 (i) 15.28
近日点引数 (ω) 242.28 度
昇交点黄経 (Ω) 293.24 度
平均近点角 (M) 250.79 度
物理的性質
絶対等級 (H) 13.5
Template (ノート 解説) ■Project

唐津は、佐賀県の北西に位置する市の名称である。1932年(昭和7年)に佐賀市に次ぎ2番目に市制施行され、 佐賀市に次ぐ人口を有する佐賀県第二の都市である。 市の名である「唐津」という地名は、地理的に大陸と近く、古くから大陸と交流が あったことから、に渡る津(港)ということに由来する。 中国の歴史書「魏志倭人伝」にも邪馬台国へ至る国のひとつとして、末廬国(まつろこく)という名で登場する。

唐津藩の城下町であった唐津市は、玄界灘に面し、雄大な山々もあり、広大な面積の中に、 唐津城唐津神社の秋季例大祭である唐津くんち、特別名勝の虹の松原鏡山呼子、 波戸岬など、多数の観光資源を有しており、玄海国定公園の一部を成している。

呼子朝市や呼子のいか、唐津焼の産地としても有名であり、歴史ロマンを感じる街でもある。 一時期には、石炭の積み出し港としても栄えていた。 2005年2006年に1市8町で合併し、現在の唐津市となった。

関連項目

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外部リンク

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