土鍋

日本で鍋料理などに用いられる土鍋

土鍋(どなべ)は、(陶土)を素材とするの一種。

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土鍋
土鍋

利用編集

土鍋は水炊きちゃんこ鍋などの鍋物に利用される[1][2]。また、おでんなどの煮込み料理にも利用される[1]

このほかグラタンドリア、ローストチキンなどのオーブン料理、魚介類野菜などを使った蒸し料理、炊飯などにも利用される[1][3]

直火のほか、オーブンや電子レンジに対応したものもある[1]。またIH調理に対応するため、銀やアルミニウムを溶射したり、ステンレス板やカーボン板を底面に固定したIH土鍋もある[1]

特性編集

蓄熱性
陶器の比熱は鉄の約2倍といわれており土鍋は一度温めると冷めにくい[1]
保湿性
土鍋などの耐熱陶器は多孔質で一般に吸水率が10%程度あり調理物の乾燥を防ぐことができる[1]

調理と保管編集

目止め編集

初めて使用する土鍋には釉薬部分に入った細かい溝(貫入)や気泡などが全体的にみられる[4]。これらは水漏れの原因となったり、臭いやカビの原因となる[1][4]。それを防ぐため初めて使用する土鍋の場合、お粥を炊いたり、のとぎ汁や小麦粉を入れた水をひと煮立ちさせてデンプンで埋める目止めと呼ばれる処理をする必要がある[1][4]。なお、製品によっては目止めが不要な土鍋もある。

熱による変化編集

土鍋は急激な熱の変化に弱く、冷めた土鍋を急に強火で熱したり、熱いままの土鍋を水で洗ったりすると割れることがある[4]

保管編集

土鍋は多孔質であるため汚れを放置したり乾燥が不十分だと臭いやカビの原因となる[1][4]

出典編集

  1. ^ a b c d e f g h i j よくわかる四日市萬古焼読本”. 萬古陶磁器振興協同組合連合会. 2020年2月24日閲覧。
  2. ^ 福森道歩『土鍋だから、おいしい料理』、2015年、6頁。
  3. ^ 福森道歩『土鍋だから、おいしい料理』、2015年、6-7頁。
  4. ^ a b c d e 福森道歩『土鍋だから、おいしい料理』、2015年、6頁。

関連項目編集