坂本堯
坂本 堯(坂本 尭、さかもと たかし、1927年4月13日 - 2021年2月10日[1])は、日本の神学者、精神医学者、聖マリアンナ医科大学名誉教授。
略歴
編集兵庫県生まれ。上智大学文学部哲学科卒業、1960年同大学院修士課程修了。1959年から1968年まで、西ドイツを中心としてヨーロッパ各地に留学。1963年聖ゲオルク神学哲学大学卒、1968年国立ケルン大学哲学博士、Ph.D.取得。1970年上智大学文学部助教授となり、1972年独協医科大学教授、1974年聖マリアンナ医科大学教授を経て[2]、1998年定年、名誉教授。患者のスピリチュアル・ケアを行った。
著書
編集- 『西洋思想史 近代への懸け橋を探る』エンデルレ書店 1972
- 『カトリックと日本人』1973 講談社現代新書
- 『クザーヌス 宇宙精神の先駆』春秋社 1986
- 『新・カトリックと日本人』フリープレス 2001
- 『哲学的スピリチュアル・ケア入門 無情な現代精神医療を斬る』クロスメディア・マーケティング 2012
共著
編集翻訳
編集論文
編集脚注
編集- ^ 上智大学元専任教員(文学部哲学科:1968年~1972年在職)の坂本堯先生が、2月10日に逝去されました 上智大学ソフィア会 2021年2月15日
- ^ 『現代日本人名録』1987年