境川(さかいがわ)は、千葉県山武市を流れる二級河川作田川水系作田川の支流である。

境川
水系 二級水系 作田川
種別 二級河川
延長 9.5 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 -- km²
水源 山武市横田
水源の標高 29 m
河口・合流先 山武市富口/東金市上武射田
流域 千葉県
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地理 編集

 
千葉県道121号(右)と交差する境川。(2016年1月)

千葉県山武市横田に源を発し、水田の間を流れ山武市街を通り山武市富口付近で作田川合流する。

名称の由来 編集

この川が大和朝廷蝦夷の地の境であったからだと言われ、日本武尊が命名したとされている。日本書紀卷第七景行天皇四十年十月の条には「爰に日本武尊、即ち上総より転りて、陸奥国に入りたまふ。時に大きなる鏡を王船に懸けて、海路より葦浦に廻る。横に玉浦を渡りて、蝦夷の境に至る。」との記述がありそれがこの地であると言われる。当時の境川は、現在の作田川とは別個の川として玉浦に注いでいたであろうことは想像に難くない[1]

交差する交通 編集

脚注 編集

  1. ^ 九十九里平野 -砂堤(浜堤)群-千葉県立中央博物館「房総ジオツアー」

関連項目 編集