大井 又次(おおい またじ、1895年明治28年)1月2日[1] - 没年不明)は、大正から昭和時代前期の台湾総督府官僚彰化市長。

経歴・人物 編集

佐賀県佐賀市寺町(現・佐賀市唐人)に生まれる[2]1914年(大正3年)3月に佐賀県立佐賀中学校を卒業後に渡台し、新竹庁財務課に奉職[1]

ついで新竹州官房税務課、桃園税務出張所州税係長、台北州税務課州税係長、府財務局勤務を経て、1937年(昭和12年)9月に地方理事官に進み、台北州蘇澳郡守に就任した[1]。のち1939年(昭和14年)7月、台中州大甲郡守を経て、1941年(昭和16年)1月に彰化市長に就任した[1][3]

脚注 編集

  1. ^ a b c d 興南新聞社 1943, 53頁.
  2. ^ 太田 1940, 364頁.
  3. ^ 帝国秘密探偵社 1943, 台湾12頁.

参考文献 編集