大仁温泉
静岡県伊豆の国市にある温泉
大仁温泉(おおひとおんせん)は、静岡県伊豆の国市(旧国伊豆国)にある温泉。源泉は狩野川を挟んだ伊豆市瓜生野地区にあり(後述)、こちら側では新修善寺温泉と呼ぶ。
大仁温泉 | |
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大仁駅前の足湯 | |
温泉情報 | |
所在地 | |
座標 | 北緯34度59分47秒 東経138度56分01秒 / 北緯34.9962738度 東経138.9337232度座標: 北緯34度59分47秒 東経138度56分01秒 / 北緯34.9962738度 東経138.9337232度 |
交通 | 鉄道:伊豆箱根鉄道駿豆線大仁駅下車 |
泉質 | 硫酸塩泉 |
泉温(摂氏) | 64 °C |
宿泊施設数 | 7 |
外部リンク | 大仁温泉 |
泉質
編集温泉街
編集大仁駅から高台にかけて、7軒の旅館が存在する。
近隣の温泉街のような派手さはなく、商店街住宅街の中に旅館があるといった雰囲気である。
近くには、狩野川が流れ、友釣りの発祥の地であることから鮎料理が名物である。共同浴場はなく、旅館の日帰り入浴を利用することになる。温泉街のはずれにある「一二三荘」は、近隣の人が入浴に訪れ共同浴場的な使われ方をしている。
歴史
編集開湯は1949年である。これに先立つ1938年、隣接する大仁鉱山(瓜生野金山)鹿ノ原坑から温泉が湧出し、金の採掘が不可能となった。この温泉の処理に困った鉱山側は、敷地内にヘルスセンターを開設して鉱山労働者と観光客向けに供することとなった。その後、鉱山は計画的な温泉掘削を行い、安定した湯量が得られるようになった。戦後は大仁町(現・伊豆の国市)方面への給湯も開始され、既存の宿泊施設がこの供給を受けることとなった。
なお、ヘルスセンターは1990年代始めに営業を終了し解体撤去された。
瓜生野地区にある温泉「百笑の湯」は「伊豆温泉村」内にあったが、2024年のリニューアルで同施設は改名され複合リゾート施設「修善寺時之栖」内の施設となっている[1]。
アクセス
編集脚注
編集- ^ “伊豆市に「修善寺時之栖」誕生「伊豆温泉村」を改装 サウナや古民家ヴィラ新設”. 静岡新聞. 2024年4月24日閲覧。