大原 亨(おおはら とおる、 1915年7月25日 - 1990年4月7日)は、日本政治家衆議院議員(11期、日本社会党)。

経歴 編集

広島県豊田郡本郷町出身。1942年中央大学法学部卒。卒業後は読売新聞社に勤務する。戦後、小学校教員になり、広島県教職員組合委員長や日教組書記次長などを歴任。1952年第25回衆議院議員総選挙広島1区左派社会党より立候補し落選。1955年第27回衆議院議員総選挙でも落選した。1958年第28回衆議院議員総選挙において日本社会党公認で立候補して当選。以後連続当選11回を数えた。

1975年2月に広島市長選に出馬し、落選している[1]

1990年1月の第39回衆議院議員総選挙に立候補せず、政界引退。直後の同年4月7日死去、74歳。死没日をもって勲一等旭日大綬章追贈、正三位に叙される[2]

脚注 編集

  1. ^ 『広島市長に荒木氏』 - 中国新聞夕刊 1975年2月24日 1面
  2. ^ 『官報』第347号8-9頁 平成2年4月16日号

参考文献 編集

  • 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』衆議院、1990年。
  • 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
議会
先代
高田富之
  衆議院災害対策特別委員長 次代
阪上安太郎