天児 直美(あまこ なおみ、1942年4月8日 - )は、日本の俳人浄土真宗僧侶。俳号は照月。

岡山県生まれ。弟は天児慧[1]国立音楽大学卒。俳号・照月。ピアノ専攻。大学三年の時に作家・江馬修のもとへ出入りするようになり、1972年、江馬は戦後夫婦同然であった豊田正子と別れて天児と生涯をともにした。江馬没後、美作女子大学短期大学部教授として音楽と江馬研究をしていたが、定年後、岡山県勝田郡勝央町の正行寺住職[2]となる。

著書 編集

  • 『炎の燃えつきる時 江馬修の生涯』春秋社 1985
  • 『魔王の誘惑 江馬修とその周辺』春秋社 1989
  • 『二度わらべ 老人看護奮戦記』影書房 1992
  • 『寒鴉 句集 天児照月』影書房 2003

参考 編集

  • 『文藝年鑑』2007

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  1. ^ 高島俊男『本が好き、悪口言うのはもっと好き』文春文庫、1998年、p.266
  2. ^ 作州路 vol.11 2008/3(PDF)”. 岡山県勝央町. 2018年8月20日閲覧。