奥多摩大橋

日本の東京都西多摩郡奥多摩町の多摩川に架かる斜張橋

奥多摩大橋(おくたまおおはし)は、東京都西多摩郡奥多摩町多摩川に架かる東京都道45号奥多摩青梅線の橋長265 m(メートル)の斜張橋

奥多摩大橋
地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 東京都西多摩郡奥多摩町
交差物件 多摩川
用途 道路橋
路線名 東京都道45号奥多摩青梅線
管理者 東京都西多摩建設事務所
施工者 日本鋼管
竣工 1995年平成7年)
座標 北緯35度48分45.3秒 東経139度9分48.7秒 / 北緯35.812583度 東経139.163528度 / 35.812583; 139.163528 (奥多摩大橋)
構造諸元
形式 斜張橋
材料
全長 265.000 m
20.000 m
最大支間長 159.300 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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東京都道45号標識

概要 編集

主桁を鋼桁、主塔をSRCとする複合斜張橋である。構造形式は斜張橋吊橋アーチ橋などから経済性や景観性を考慮し、斜張橋に決定された。主桁の長径間と短径間は黄金比に分割されている。制震対策としてTMDが採用されている[1]

  • 形式 - 2径間連続斜張橋
  • 橋格 - 1等橋(TL-20)
  • 橋長 - 129.500 m
    • 支間割 - 104.000 m + 159.300 m (81.000 m + 24.000 m + 24.000 m + 100.000 m + 36.000 m)
  • 主塔 - 鉄骨鉄筋コンクリート
  • 幅員
    • 総幅員 - 20.000 m
    • 有効幅員 - 12.000 m
    • 車道 - 7.000 m
    • 歩道 - 両側2.500 m
  • 床版 - 鋼床版
  • 総鋼重 - 1983 t
  • 架設工法 - 手延べ送出し工法(主桁短径間)、張出し架設工法(主桁長径間)、トラッククレーン一括工法(ケーブル)
  • 施工 - 日本鋼管[注釈 1]

[2]

歴史 編集

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

  1. ^ “奥多摩大橋の制震対策” (PDF). NKK技報 (150). (1995-05). https://www.jasbc.or.jp/gihoudb/1993-1997/nkk/1995-05.pdf 2021年8月21日閲覧。. 
  2. ^ 橋梁年鑑 平成7年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. pp. 14,15, 216, 217. 2021年8月21日閲覧。

外部リンク 編集