宇宙飛行士記念博物館

宇宙飛行士記念博物館ロシア語:Мемориальный музей космонавтики)は、ロシアの首都モスクワにある宇宙開発専門の博物館宇宙征服者のオベリスクというモニュメントの1階部分に位置している[1]。モスクワ・コスモミュージアムとも呼ばれている。

Japanese Map symbol (Museum) w.svg 宇宙飛行士記念博物館
Мемориальный музей космонавтики
地図
地図
施設情報
正式名称 Мемориальный музей космонавтики
愛称 モスクワ・コスモミュージアム
専門分野 宇宙開発
開館 1981年4月10日
所在地 129164
ロシア モスクワ ミール大通り 111番
アクセス モスクワ地下鉄6号線ヴェデンハ駅より徒歩2分
外部リンク http://www.kosmo-museum.ru
プロジェクト:GLAM
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宇宙服や実物のロケットなど、宇宙に関連した様々な展示物や模型を見ることができ、ロシア観光委員会によれば約85,000点の品物を保有しており、入館者数は年間約300,000人[2]

概要編集

モニュメント自体は1964年に建てられたものの、博物館は当時存在しなかった。ユーリイ・ガガーリンが地球の軌道を周回した日から20周年にあたる1981年4月10日に開館式が催された。

人類初の宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリンが使用したSK-1宇宙服ソユーズ宇宙船など、貴重な資料が展示されている。

2009年の宇宙飛行士の日、3年の改修工事を経て博物館がリニューアルオープンし、以前のおよそ3倍の規模になった。また元々当博物館は主にソビエト連邦の宇宙開発にのみ焦点を合わせていたが、アメリカや欧州、中国ISSといった世界の宇宙開発を扱う新しいセクションができた。

ギャラリー編集

参考文献編集

  1. ^ Moon Moscow and St. Petersburg; J. Chater and N. Toohey, ed.; Public Affairs, 2009; p.171.
  2. ^ Russian Museums Guide”. 2010年12月22日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集