781年(建中2年)、唐朝により設置された幽都県を前身とする。薊県と同城同治とされ現在の大興区に位置していた。1012年(開泰元年)、遼朝により宛平県と改称された。
金朝になると大興府、元代には大都府、明・清代には順天府の府治とされた。
1913年(民国2年)、県治が盧溝橋に移転、翌年再び市内に戻されたが、1926年(民国15年)に再び盧溝橋に移転している。1952年に廃止とされ、管轄区域は豊台区、海淀区、石景山区に移管されている。
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