富錦市(ふきん-し)は中華人民共和国黒竜江省ジャムス市に位置する県級市。松花江下流沿岸の重要な内陸河港と農地開墾の基地である。

中華人民共和国 黒竜江省 富錦市
北大荒精準農業農機具センター
北大荒精準農業農機具センター
北大荒精準農業農機具センター
ジャムス市中の富錦市の位置
ジャムス市中の富錦市の位置
ジャムス市中の富錦市の位置
簡体字 富锦
繁体字 富錦
拼音 Fùjĭn
カタカナ転写 フージン
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
黒竜江
地級市 ジャムス市
行政級別 県級市
建置 1881年
改制 1988年
面積
総面積 4,097 km²
人口
総人口(2004) 45.0 万人
経済
電話番号 0454
郵便番号 156100
行政区画代碼 230882
公式ウェブサイト http://www.fujin.gov.cn/
中国地名の変遷
建置 1881年
使用状況 富錦市
富提希衛
富克錦協領
富克錦設治局(1905年)
富錦県(1909年)
中華民国富錦県
満洲国富錦県
現代富錦県
富錦市(1988年)

地理

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富錦市は黒竜江省東北部、松花江下流南岸の三江平原の中腹に位置しており、地形は主に沖積平原である。ゲルマニウムの埋蔵量が比較的大きい。市域内に沼沢は広く分布しており、七星河・三環湖などの湿地保護区がある。年平均気温は2℃、降水量は540mm。

歴史

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県名はホジェン語で「川辺の高台」を意味する。

1409年永楽7年)に明代により富提希衛が設置された。清代になると1881年光緒7年)に富克錦協領が設置され、1905年(光緒31年)に富克錦設治局が設置された。1909年宣統元年)に富錦県と改められた。1988年8月に県級市に昇格し現在に至る。

行政区画

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2街道、11鎮を管轄:

  • 街道:城東街道、城西街道
  • :富錦鎮、長安鎮、硯山鎮、頭林鎮、興隆崗鎮、宏勝鎮、向陽川鎮、二竜山鎮、上街基鎮、錦山鎮、大楡樹鎮

民族

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漢族が主で、モンゴル族回族チベット族苗族ホジェン族ウイグル族シベ族ダウール族朝鮮族など18の少数民族が住む。

経済

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農業

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このあたりの土壤はすべて黒土で、土質は肥沃、農業が発達しており、主に大豆小麦水稲トウモロコシ甜菜などの食糧とガチョウなどの禽畜を産する。黒竜江省の重要な農墾基地で、いくつもの大型農場が建設されている。

工業

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工業には機械製造、食用油加工、建材などがある。

産物

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鉱産に石灰石花崗岩陶土川砂利(河卵石)がある。

交通

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建三江駅

富錦港は松花江下流の天然の深水良港であり、また鉄道は福前線が運行され、現在はロシアとの貿易が主に行なわれている。

航空

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鉄道

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道路

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国道

健康・医療・衛生

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  • 富錦市中心医院

関連項目

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外部リンク

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