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小森 輝彦(こもり てるひこ、1967年3月30日[1] - )は、日本オペラ歌手、声楽家。日本人初のドイツ宮廷歌手

東京都出身。東京学芸大学教育学部附属高等学校東京芸術大学音楽学部声楽科、同大学院音楽研究科オペラ専攻、文化庁オペラ研修所を経て、文化庁在外芸術家派遣研究員として2年間ドイツベルリン芸術大学に学ぶ。

ヨーロッパでの初舞台は1998年プラハ国立歌劇場における「椿姫」のジェルモン役。2000年8月からドイツ、テューリンゲン州のアルテンブルクゲーラ市立歌劇場の専属第一バリトン歌手として契約し、12年間の間、劇場の看板歌手として活動した。2012年7月に同劇場との契約を打ち切り、2012年秋に日本に活動の拠点を移す。アルテンブルクゲーラ市立歌劇場での活動の傍ら、コットブス州立歌劇場、ハーゲン市立劇場、ツヴィッカウ市立歌劇場、ゲルリッツ市立劇場、ルードルシュタット市立劇場などにも客演した。2006年のザルツブルク音楽祭では祝祭大劇場でのヘンツェ作曲のオペラ「午後の曳航」首領役、2007年のジークフリート・マットゥス作曲のオペラ「コジマ」世界初演におけるニーチェ役、2009年のミラノ・トリノ9月音楽祭での細川俊夫作曲のオペラ「班女」吉雄役とヤロミール・ヴァインベルゲル作曲のオペラ「ヴァレンシュタイン」ドイツ初演における表題役など、現代音楽の重要なプロダクションでの国際的な活躍も目立つ。

オペラ歌手としてのレパートリーは、カヴァリエ・バリトン(騎士的バリトン)からヘルデン・バリトン(英雄的バリトン)までを網羅し、演じた役は66役に及ぶ。「リゴレット」、「ナブッコ」、「さまよえるオランダ人」、「ドン・ジョヴァンニ」それぞれのタイトル・ロールをはじめとして、オペレッタミュージカルまでと幅広い。

東京音楽大学教授。二期会会員。

脚注編集

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.508

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