小楠公御墓所
大阪府四條畷市にある楠木正行の墓
小楠公御墓所(しょうなんこうごぼしょ)は、大阪府四條畷市にある南北朝時代の南朝の将、楠木正行の墓。
小楠公御墓所 | |
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所在地 | 大阪府四條畷市雁屋南町27-5 |
位置 | 北緯34度43分57.03秒 東経135度38分11.63秒 / 北緯34.7325083度 東経135.6365639度座標: 北緯34度43分57.03秒 東経135度38分11.63秒 / 北緯34.7325083度 東経135.6365639度 |
形状 | 供養塚 |
規模 | 小碑と楠の木2本 |
築造時期 | 15世紀前半 |
被葬者 | 楠木正行 |
特記事項 | 大阪府指定文化財 |
概要
編集墓所のある場所は、楠木正行が正平3年/貞和4年(1348年)に四條畷の戦いで自害した地。現住所表記では四條畷市雁屋南町27番5号。正行の父楠木正成が明治政府によって「大楠公」(だいなんこう)として神格化されたのに伴い、遺志を継ぎ命を落とした嫡男・正行も「小楠公」(しょうなんこう)として崇められるようになり、「忠君愛国」の象徴のひとつとされた。この墓所が、後に四條畷神社(別格官幣社)創建や府立中学校設立(現・大阪府立四條畷高等学校)に関与する。
墓所の入り口には、右手に「忠」、左手に「孝」を刻んだ石柱があり、敷地内には「楠公父子訣別之所」と記された“墓石”、「贈従三位楠正行朝臣之墓」(原文のまま、大久保利通自筆)と記された碑と、そしてクスノキの巨木(樹齢600年、大阪府指定天然記念物)がある。
交通アクセス
編集脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 2. 史跡 伝楠木正行墓 - 四條畷市