小田川 義和(おだがわ よしかず、1954年または1955年[1] - )は、日本労働運動家、法務局職員。全法務中国地本書記長、国公労連書記長を経て全国労働組合総連合 (全労連) 議長。

人物・経歴

編集

島根県木次町 (現・雲南市) 生まれ。高校卒業後、広島法務局に採用され、三次支局に勤務。人権関係を長く担当。全法務省労働組合 (全法務) では、21歳で広島支部書記長、29歳から中国地方本部書記長を務めた。日本国家公務員労働組合連合会 (国公労連) では広島県国公事務局長を務め、県労連や広島地域労連の準備会の中心を担い、JRのローカル線存続など幅広く地域での運動に関わった。1991年 国公労連中央執行委員。同調査部長、同書記次長を経て同書記長[2]2006年 第22回全労連定期大会で事務局長就任[3]。後に全労連議長。平和・民主・革新の日本をめざす全国の会 (全国革新懇) 代表世話人[4]2020年7月 小畑雅子を後任に全労連議長を退任し顧問に就任。なお、小畑は全労連初の女性議長となった[1]。議長退任後も「平和といのちと人権を!5・3憲法大集会」の実行委員会共同代表など活動を続けている[5]

発言・主張

編集

脚注

編集
  1. ^ a b (経済ファイル)全労連に初の女性議長”. 朝日新聞 (2020年7月31日). 2024年7月2日閲覧。
  2. ^ ○小田川 義和書記長(全法務出身)”. 国公労連. 2024年7月2日閲覧。
  3. ^ 全労連第22回定期大会(3日目)”. 全労連. 2024年7月2日閲覧。
  4. ^ 代表世話人”. 平和・民主・革新の日本をめざす全国の会. 2024年7月2日閲覧。
  5. ^ 戦争させぬ 憲法こそ力 施行77年 全国で集会・デモ”. しんぶん赤旗 (2024年5月4日). 2024年7月2日閲覧。
  6. ^ 日本共産党第28回大会 来賓あいさつ 全国労働組合総連合議長 小田川義和さん”. しんぶん赤旗 (2020年1月16日). 2024年7月2日閲覧。
  7. ^ 今すぐ原発ゼロ世論を結集 全労連事務局長 小田川義和さんに聞く”. しんぶん赤旗 (2012年10月29日). 2024年7月2日閲覧。
  8. ^ 第28回定期大会議長あいさつ”. 全労連. 2024年7月2日閲覧。