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略歴・人物編集

父を住職に持つ家庭の三人兄弟の末っ子として生まれる。都立大学人文学部卒業後の1966年資生堂に入社。宣伝文化部に配属される[2]

1969年に資生堂スペシャル化粧品のコピー「効果的なシャドウは眼をふせても美しい」でTCC新人賞を受賞。その後も1972年には自身の代表作となる資生堂シフォネットのコピーならびに、同社が刊行する月刊誌『花椿』の特集タイトルにも起用された「ほほ ほんのり染めて」を送り出し、一躍注目される。その後も「海岸通りのぶどう色」「レンガ通りの白い肌」「うれしくて、バラ色」など、資生堂から発売される製品や企業コピーを書き続けてゆく。

1983年に資生堂を退社後は、フリーとなり、自身のオフィス「アップ」を設立。その後もサントリー三菱自動車などのコピーを担当、また、資生堂とは、現在でもコピーを担当し続けるなど深い関係を続けている。この他、ライフネット生命の創業者として、その名を知られる出口治明とは、同社が創業した際、社のネーミングを考案した関係もあり、出口が2018年に著した『全世界史』では、小野田が彼の話を基に書き下ろしてもいる[3]

有名なキャッチコピー編集

  • BRONZE-SUMMER (資生堂・ビューティーケイク<ブロンズ>)
  • ゆれる、まなざし。(資生堂・シフォネット、スプレンス)※小椋佳の同タイトル曲にも起用され、ヒットした。また真行寺君枝のデビューCMとしても知られる。
  • 時間よ止まれ、くちびるに。(資生堂・ベネフィーク、スプレンス)※矢沢永吉の同タイトル曲にも起用され、ヒットした。
  • ナツコの夏(資生堂・ナツコ)※世良公則&ツイストの「燃えろいい女」が同キャンペーン曲に起用され、ヒットした。歌詞の「ナツコ」はこの製品に因む。CMには小野みゆきが出演。
  • 素肌美人 (資生堂・サイモンピュア)
  • 素肌郷愁 (同上)
  • 逢坂をこえる夜 かほりたきしめる 胸に深く(資生堂香水・錦)※山口小夜子をモデルに起用。
  • 恋がつもって咲かせたかほりは何色ですか(資生堂香水・すずろ)※同じく山口小夜子をモデルに起用。
  • 汗ばむところに、手のひらで ひたひた、ひたひた。(資生堂・オーデコロン)
  • 春 なのに コスモス みたい(資生堂・ナチュラルグロウ)
  • 彼女はフレッシュジュース(資生堂・ナチュラルグロウ<リップスティック>)
  • 「影も形も明るくなりましたね、」目。(資生堂・シフォネット)
  • こころに残る肌(資生堂・ベネフィーク)※マリー・アスキューがCMに出演。
  • 赤い花 みつけた?(資生堂・ナチュラルグロウ)
  • ひかってるネ、あのコ。(資生堂・スプレンス<リップスティック>)
  • 夏ダカラ、コウナッタ。(資生堂・サンフレア、サンオイル)※トリー・メンドーサがCMに出演。彼女はこの後の資生堂サンフレアのCMにも出演することになる。
  • め組のひと(同上)※ラッツ&スターのヒット曲のタイトルにも起用されている。
  • 今宵、香り立つ。(サントリー・リザーブ)※ミッキー・ロークがCMに出演。
  • 香り立つのは、誰だ。(同上)※ハリー・コリック.JrがCMに出演。
  • 香り立つたび、何かが起こる。(同上)※キアヌ・リーブスがCMに出演。
  • パンパだったら、乗らないよ。(三菱自動車・ミニカ)※浅野温子がCMに出演。
  • 恋は、遠い日の花火ではない。Old is New. (サントリー・オールド)※長塚京三田中裕子がCMに出演。
  • さびない、ひと。(資生堂・エリクシール)※小泉今日子がCMに出演。

脚注編集

  1. ^ '時代の数歩先を読み 「一行の力」で勝負:朝日新聞社メディアビジネス局 - 広告朝日
  2. ^ 小野田の家庭は、すでに一番上の兄が早世していたため、資生堂に入社後しばらくの間は、土日に実家へ戻って、檀家回りをしつつ、平日は宣伝部でコピーを書くといった生活を送っていたが、のちに実家の住職を継ぐのを断り、そのままコピーライターとしての仕事を続ける決心を固めることになる。
  3. ^ 出口治明(2018)『全世界史 上』(新潮社), p.6

外部リンク編集