小須田健
日本の哲学者、翻訳家
小須田 健(こすだ けん、1964年 - )は、日本の哲学者・翻訳家。
神奈川県生まれ。中央大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。中央大学、清泉女子大学、東京情報大学などの非常勤講師。専攻は現象学を中心とする現代哲学、倫理学[1]。2004年、リチャード・ウォーリン『ハイデガーの子どもたち』でレッシング翻訳賞受賞。
著書
編集- 『日本一わかりやすい哲学の教科書』アスカ・エフ・プロダクツ 2003
- 『面白いほどよくわかる図解世界の哲学・思想 深遠な「知」の世界を豊富な図版・イラストでスンナリ理解!』日本文芸社 学校で教えない教科書 2004
- 『30分でわかる哲学&思想』日本文芸社 2010
- 監修
- 『萌える・哲学入門 古代ギリシア哲学から現代思想まで』造事務所編著 監修 大和書房 2009
翻訳
編集- L.ビンスワンガー,M.フーコー『夢と実存』荻野恒一,中村昇共訳 みすず書房 1992
- アンドレ・コント=スポンヴィル『ささやかながら、徳について』中村昇, コリーヌ・カンタン共訳 紀伊國屋書店 1999
- アンドレ・コント=スポンヴィル『愛の哲学,孤独の哲学』中村昇, C.カンタン共訳 紀伊國屋書店 2000
- アンドレ・コント=スポンヴィル『哲学はこんなふうに』木田元, C.カンタン共訳 紀伊國屋書店 2002/河出文庫 2022
- アンドレ・コント=スポンヴィル『幸福は絶望のうえに』木田元, C・カンタン共訳 紀伊國屋書店 2004
- リチャード・ウォーリン『ハイデガーの子どもたち アーレント/レーヴィット/ヨーナス/マルクーゼ』村岡晋一,平田裕之共訳 新書館 2004
- 『マルクス・コレクション 6 時局論 上(インド・中国論) 』村岡晋一,吉田達共訳 筑摩書房 2005
- アンドレ・コント=スポンヴィル『資本主義に徳はあるか』C.カンタン共訳 紀伊國屋書店 2006
- 『マルクス・コレクション 7 時局論 下、芸術・文学論、手紙』村岡晋一,吉田達,瀬嶋貞徳,今村仁司共訳 筑摩書房 2007
- フランツ・ローゼンツヴァイク『救済の星』村岡晋一,細見和之共訳 みすず書房 2009
- アンドレ・コント=スポンヴィル『精神の自由ということ 神なき時代の哲学』C.カンタン共訳 紀伊國屋書店 2009
- アンドレ・コント=スポンヴィル『哲学』照屋裕美子,コリーヌ・カンタン共訳 白水社 文庫クセジュ 2010
- ウィル・バッキンガム ほか『哲学大図鑑』三省堂 2012
- キャサリン・コーリン ほか『心理学大図鑑』池田健用語監修 三省堂 2013
- ナイアル・キシテイニー ほか『経済学大図鑑』若田部昌澄 日本語版監修 三省堂 2014
脚注
編集- ^ 『30分でわかる哲学&思想』著者紹介