山本蒼美
来歴・人物
編集映像制作を行うようになったきっかけとして、中学時代に観たアニメーション映画『ほしのこえ』を監督した新海誠作品を挙げている[1]。短期大学の美術科を卒業した後、フリーランスのアニメーション作家として活動。コミックス・ウェーブ・フィルムにて『この男。シリーズ』なるオリジナルビデオアニメーションを送り出すほか、アニメーションだけにとどまらず漫画やイラスト、同人ゲームのオープニング映像制作なども手がけている。 作風としては、鮮やかな色彩やイラスト的なテクスチャーの張り込み、独特のデザイン、文字を使った映像表現などが特徴。
2013年、テレビアニメ『メガネブ!』の監督に就任した[2][3]。主な代表作は「この男(このだん)。シリーズ」で、いくつかアニメ化もされている。
作品
編集自主制作
編集- セカイ系セカイ論 (2009年)
- ラ/ラジオノイズ*プラネット (2010年)
- +Happiness+ (2010年)
- ロボティカ*ロボティクス (2010年)
テレビアニメ
編集- メガネブ! (2013年、監督・絵コンテ)
- この男子、魔法がお仕事です。(2016年、監督)
- SUPER LOVERS(2016年、デコアートプレゼンター)
OVA
編集- この男子、宇宙人と戦えます。 (2011年、監督・原作・脚本・アニメーション制作)
- この男子、人魚ひろいました。 (2012年、監督・原作・脚本・アニメーション制作)
- この男子、石化に悩んでます。(2014年、監督)
Webアニメ
編集ドラマCD
編集- この男子、悪人と呼ばれます。 (2013年、監督・原案・イラスト・キャラクターデザイン)
その他
編集- 手首÷(バラ+保険医)⊂僕 (アルティマエースVol.2掲載)
- iPhoneアプリ「朗読少女」漫画「乙葉しおりの文豪日和」 (2010年、映像監督)
- RETAS STUDIO 講座用アニメーション (2010年、監督)
- 吉田尚記がアニメで企んでる (2013年、#28ゲスト出演)
- この男子、シェアハウスで小説書いてます。(2016年 - 2017年、4コマ漫画、ウェブコミック配信サイト「ツイ4」)
脚注
編集- ^ “15歳で新海誠作品に出会った少女が21歳で新鋭監督として鮮烈デビュー、「この男子、宇宙人と戦えます。」山本蒼美監督トークイベント - GIGAZINE”. GIGAZINE (2011年10月10日). 2016年9月24日閲覧。
- ^ “「メガネブ!」キービジュアル完成 主要キャラの視力も発表”. アニメ!アニメ! (2013年7月10日). 2016年2月29日閲覧。
- ^ “「ウワサの女性アニメ監督がついにテレビ進出!2013年10月放送予定『メガネブ!』のキャストは誰に?”. ガジェット通信 (2013年7月12日). 2016年2月29日閲覧。
- ^ “夢枕獏の小説「陰陽師」Netflixで初アニメ化!2023年に全世界独占配信”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年9月25日) 2022年9月25日閲覧。
外部リンク
編集- 公式サイト「ゆめめめ」
- 山本蒼美 (@yumememe) - X(旧Twitter)