川崎 昌平(かわさき しょうへい、1981年 - )は、日本作家詩人アーティスト。出版社勤務の編集者でもある。埼玉県出身。

概要 編集

埼玉県立浦和高等学校卒業。2006年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了後、ニート引きこもりネットカフェ難民生活を送る。「ネットカフェ難民」と題した著書によって、2007年の新語・流行語大賞トップテンに選ばれる[1]。剣道二段、柔道二段。

著書 編集

  • 詩集『明るい』 健友館、2003年
  • 『知識無用の芸術鑑賞』 幻冬舎<幻冬舎新書>、2007年
  • 『ネットカフェ難民-ドキュメント「最底辺生活」』 幻冬舎<幻冬舎新書>、2007年
  • 『若者はなぜ正社員になれないのか』 筑摩書房<ちくま新書>、2008年
  • 『自殺しないための99の方法』 一迅社、2015年
  • 『小幸福論』 フィルムアート社、2016年
  • 『はじめての批評 ──勇気を出して主張するための文章術』 フィルムアート社、2016年
  • 『重版未定』河出書房新社 2016年
  • 『重版未定2』河出書房新社 2017年
  • 『流されるな、流れろ! ありのまま生きるための「荘子」の言葉』洋泉社、2017年
  • 『編プロ☆ガール』株式会社ぶんか社 2018年
  • 『無意味のススメ〈意味〉に疲れたら、〈無意味〉で休もう。』春秋社、2019年
  • 『大学1年生の君が、はじめてレポートを書くまで。』ミネルヴァ書房、2020年
  • 『重版未定3』中央公論新社 2021年

脚注 編集

  1. ^ ただし、日本テレビがNNNドキュメントで「ネットカフェ難民~漂流する貧困者たち」と題してネットカフェ難民を取り上げたのが2007年1月28日である(NNN ドキュメント'06 2007年1月28日(日))のに対して、川崎の『ネットカフェ難民-ドキュメント「最底辺生活」』が出版されたのは2007年9月26日なので、記録上は日本テレビの方が川崎よりも先に「ネットカフェ難民」という言葉を使用している

外部リンク 編集