川那部 浩哉(かわなべ ひろや、1932年5月10日 - )は、日本生物学者。京都大学名誉教授滋賀県立琵琶湖博物館前館長(名誉学芸員)。専門は群集生態学動物社会学理学博士(京都大学 , 1960年)。

来歴

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京都市出身。1948年(昭和23年)京都府立第二中学校を卒業、1951年(昭和26年)京都府立鴨沂高等学校を卒業[1]後、京都大学理学部に入学[2]宮地傳三郎教授を師事し、動物学と生態学を学んだ[2]

1960年、京都大学の助手に任官[2]。その後、1967年に助教授、1977年に教授に昇任[2]。1996年に教授を退官後、滋賀県立琵琶湖博物館館長に就任した[2]。2010年に滋賀県立琵琶湖博物館館長を退任。

学問上の関心

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淡水生物の生態を主に研究。ことに種間の相互作用を重視した群集の研究を行う。実地調査においては、1977年開始のアフリカ・タンガニーカ湖における魚類の群集生態学および動物社会学的研究。インドネシアにおけるアゼネズミの個体群の動態研究を行う(いずれも、具体的な研究・調査上の方法・内容不明。研究成果不明)[3]

略歴

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受賞

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栄典

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  • 2010年 フランス共和国 レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ

著書

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単著

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共著

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編著・監修

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  • 川那部浩哉・水野信彦編・監修、桜井淳史ほか写真『日本の淡水魚』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、1989年、ISBN 4635090213
  • 川那部浩哉監修『淡水魚 改訂版』東海大学出版会〈フィールド図鑑〉、1993年、ISBN 4486009533
  • 川那部浩哉・水野信彦編・監修、桜井淳史ほか写真『日本の淡水魚 第2版7刷(改定刷)』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、1995年、ISBN 4635090213
  • 川那部浩哉編著『博物館を楽しむ - 琵琶湖博物館ものがたり』(岩波書店岩波ジュニア新書〉、2000年、ISBN 4005003605
  • 川那部浩哉・水野信彦・細谷和海編・監修、桜井淳史ほか写真『日本の淡水魚 改訂版』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、2001年、ISBN 4635090213
  • 川那部浩哉編『生物多様性の世界 - 人と自然の共生というパラダイムを目指して - 第17回「大学と科学」公開シンポジウム講演収録集』クバプロ、2003年、ISBN 4878050330

訳書

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その他

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脚注

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  1. ^ 川那部浩哉『出身県別 現代人物事典 西日本版』p.374 サン・データ・システム 1980年
  2. ^ a b c d e f 滋賀県立琵琶湖博物館の川那部浩哉前館長がレジオン・ドヌール勲章を受章”. 駐日フランス大使館 (2019年1月17日). 2021年6月29日閲覧。
  3. ^ 京都大学百年史委員会編『京都大学百年史 部局史編一』財団法人京都大学後援会、1997年、635頁。

関連項目

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外部リンク

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