平田 彰(ひらた あきら、1934年昭和9年) - 2007年平成19年))4月)は、日本工学者早稲田大学理工学部元教授 早稲田大学名誉教授。

平田 彰
生誕 ????????
日本の旗 日本 福島県
研究分野 化学工学
微小重力科学マランゴニ対流
環境保全
研究機関 早稲田大学
出身校 早稲田大学
博士課程
指導学生

Dževad Alibegić[注 1]
青井議輝[注 2] 日比谷和明[注 3]
吉江幸子[注 4]

星野辰彦[注 5]
主な受賞歴 1973 化学工学会論文賞
1996 化学工学会学会賞
1997 石油学会学会賞
2001 早稲田大学大隈記念学術褒章
2001日本生物工学会 論文賞
2002日本水処理生物学会 論文賞
プロジェクト:人物伝
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略歴

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委員歴

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  • 化学工学会 庶務理事 副会長 1983-1987 1997-1998
  • 石油学会 理事、会計理事、副会長 1985 -1990 1997-1999

来歴・人物

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1934年生まれ。 1958年に早稲田大学理工学部応用化学科を卒業後、引き続き大学院修士課程、博士課程に進学。1963年に早稲田大学理工学部の助手として採用されて以来、早稲田大学において化学工学の研究に従事する。特に、気体・液体・固体が接触する際のメカニズムに関する研究を専門とした。また、宇宙開発事業団との共同研究ではNASAスペースシャトルにおける微小重力実験の研究代表者として、宇宙でしか実現できない微小重力場の単結晶精製の研究を行った[1]。これらの成果により、微小重力科学という新たな学問分野の確立に貢献した。晩年は環境問題に取り組み、微生物による排水処理システムの構築やゼロエミッション型社会の創造に関する研究を積極的に行なった。1996年には常田聡が専任講師として早稲田大学理工学部に着任し、平田・常田研究室として9年間研究室を共同で主宰し、2005年3月に退官するまで400名を超す卒業生を社会に送りだした。それらの功績をたたえられ、2005年6月に早稲田大学から名誉教授を贈呈された[2]。また退職に際して、多額の寄付を行い、理工学研究科修士課程から理工学研究科博士後期課程 に進学を志す学生を対象とした平田彰奨学金を設立した[3]

脚注

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注釈
  1. ^ Alibegic, Dzevad (2003). Development and modeling of a UV-bubble column reactor for photolytic removal of tetrachloroethylene from the vapor phase. / (邦題)気相中からテトラクロロエチレンを光分解除去するための紫外線-気泡塔リアクターの開発 (Thesis). 博士 (工学) 甲第1701号. NAID 500000234752. 2022年6月10日閲覧
  2. ^ 青井議輝 (15 March 2003). In situ identification and activities of nitrifying bacteria in biofilm communities and its application to wastewater treatment processes. / (邦題)生物膜における硝化細菌の微生物生態解析と排水処理プロセスへの応用 (Thesis). 博士論文(甲第1700号). 2022年6月10日閲覧
  3. ^ Kazuaki Hibiya (5 February 2004). Distribution of oxygen concentration inside biofilms and development of new wastewater treatment process by controlling microenvironment. / (邦題)生物膜内の酸素濃度分布の解明およびその制御による新規排水処理プロセスの開発 (Thesis). 博士論文(甲第1852号)、早大学位記番号:新3705. NAID 500000270773. 2022年6月10日閲覧
  4. ^ Sachiko Yoshie (15 March 2005). Microbial community analysis in denitrification process under high salinity conditions and development of denitrification system for metal refinery wastewater.. / (邦題)高塩濃度条件下での脱窒に関わる微生物の生態解析と貴金属回収工程廃水処理技術の開発 (Thesis). 博士論文(甲第1999号). 2022年6月10日閲覧
  5. ^ Tatsuhiko Hoshino. / (邦題)硝化グラニュールを用いた窒素除去プロセスおよび細菌機能遺伝子のin situ検出手法の開発 (15 March 2005). Development of nitrogen removal process using nitrifying granules and in situ detection of bacterial functional gene (Thesis). 博士論文(甲第1997号).
出典
  1. ^ 第2次国際微小重力実験室 向井宇宙飛行士搭乗”. 2014年4月11日閲覧。
  2. ^ 早稲田大学応用化学会”. 2014年4月11日閲覧。
  3. ^ 早稲田大学応用化学会 奨学金制度”. 2014年4月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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