延べ視聴率: gross rating pointGRP)とは広告業界においてスポットCMの契約などに用いられる単位

概要編集

毎分視聴率 の番組に、テレビ広告 本流すことを と表す。

例えば、 の番組に 本、 の番組に 本、 の番組に 本の広告を流した場合は、 となる。

スポンサーにとっては、ひとつの広告についてそれに接した視聴者の割合(到達率  )と、どれだけ多くの回数広告に接したか(平均接触回数  )が重要になってくる。このため、 とも表される。

上記の例の合計 本のうち、全ての世帯が一度でもその広告に接した場合は到達率 、平均接触回数は 回となる。また、全世帯のうちその広告に接した世帯が半分に留まった場合は、到達率は 、平均接触回数は 回である。低視聴率番組に高頻度で出稿するのと、高視聴率番組に絞り込むのとではどちらが効果的かは一概には言えず、スポンサーの戦略によるところが大きい。また当然、ターゲットとしている視聴者層の視聴が見込めることも重要な要素である。スポンサーであるメーカー小売店に商品を売り込む際には、好条件の陳列スペースを確保するために高い 値の設定が要求される[1]

テレビ局側の視点から見た場合、 の放映を受注した場合、視聴率 の番組であれば 本分の枠を用意すればよいが、視聴率 の番組だと 本放映する必要がある。日本民間放送連盟の定めた放送基準により、1週間あたりのコマーシャルの総量は総放送時間の 以内とする取り決めがある。即ち販売できる広告枠の絶対量に限度があるため、テレビ局の収入の増加を図るためには、視聴率アップによる単価の向上が必須となる。

広告費用編集

 あたりの価格(つまり単価)は、在京キー局でおよそ10万円と言われている[1]。例えば、関東地区で を獲得するには2000万円の費用がかかる。2007年にキリンビールが発売したプレミアムビールでは、発売前に 、発売後に の広告が投入された[1]

脚注編集

  1. ^ a b c GRPとは(日経ネットマーケティング ITpro)

関連項目編集