御間城姫

日本の皇族。崇神天皇の皇后。

御間城姫(みまきひめ、生没年不詳)は、崇神天皇皇后。『古事記』には御真津比売(みまつひめ)とある。父は大彦命垂仁天皇の母。

御間城姫
第10代天皇后
皇后 崇神天皇元年2月16日
皇太后 垂仁天皇元年11月2日

誕生 不明
崩御 不明
父親 大彦命
配偶者 崇神天皇
子女 垂仁天皇
彦五十狭茅命
国方姫命
千千衝倭姫命
倭彦命
五十日鶴彦命
テンプレートを表示

来歴 編集

父の大彦命は、崇神天皇の父開化天皇の兄(孝元天皇の第一皇子)なので(実際、『古事記』(武埴安彦命の乱の条)では、崇神天皇は大彦命を伯父と呼んでいる)、夫・崇神天皇と従兄妹である。

「御間城姫」と崇神天皇の名「御間城入彦五十瓊殖尊」が同じ「御間城」を含んでおり、また、『古事記』の開化天皇条には崇神天皇(御真木入日子印恵命)の同母妹に后と同名の「御真津比売命」があることから、二人はもともと同母兄妹の伝承であったのを、記紀編纂時に変えたとの見方もある。