成仏寺 (国東市)

国東市にある寺院

成仏寺(じょうぶつじ)は、大分県国東市国東町成仏にある天台宗寺院。山号は龍下山(りゅうげさん)。国の重要無形民俗文化財に指定されている修正鬼会(しゅじょうおにえ)が行われることで有名である。

成仏寺
所在地 大分県国東市国東町成仏
位置 北緯33度35分26.23秒 東経131度37分40.56秒 / 北緯33.5906194度 東経131.6279333度 / 33.5906194; 131.6279333座標: 北緯33度35分26.23秒 東経131度37分40.56秒 / 北緯33.5906194度 東経131.6279333度 / 33.5906194; 131.6279333
山号 龍下山
宗旨 天台宗
本尊 不動明王
創建年 718年養老2年)
開基 仁聞(伝)
正式名 龍下山成佛寺
札所等 国東六郷満山霊場第二十九番
法人番号 8320005004659 ウィキデータを編集
成仏寺 (国東市)の位置(大分県内)
成仏寺 (国東市)
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概要 編集

養老2年(718年)に仁聞によって開かれたと伝えられる古刹で、六郷満山の末山本寺であった。国東半島の北東部に位置する。本尊は不動明王国東六郷満山霊場第二十九番。

修正鬼会 編集

修正鬼会(しゅじょうおにえ)は、旧正月(1・2月)に六郷満山の寺院で行われる火祭り。祖先が姿を変えたとされる鬼がたいまつを持って集落を回る。現在では、成仏寺、岩戸寺(以上、国東市)、天念寺豊後高田市)の3つの寺のみに残っており、成仏寺と岩戸寺とでは1年ごとに交互に催される。1977年5月17日に重要無形民俗文化財に指定されている。

成仏寺では、西暦で偶数年の旧正月5日に修正鬼会が行われる。2008年には、1200年を超えると伝えられる歴史の中で初めて開催日が変更され、2月10日(旧暦正月4日)に行われた。

2016年(平成28年)より成仏寺の鬼会は休止中である[1]

交通 編集

脚注 編集

  1. ^ 大分県国東市公式サイト『神社仏閣・文化財・伝統行事』、2016年6月10日更新、2019年4月8日閲覧

外部リンク 編集