戸越公園
東京都品川区の公園
歴史
編集当地一帯は江戸時代初期の寛文年間に熊本藩主・細川家の下屋敷があったところで、後に細川家の戸越屋敷として屋敷や回遊式庭園などが整備された。その後所有者は、松江藩松平不昧公家や出羽上山藩松平家、久松松平家などを経て、明治維新後は久松伯爵、吉井幸蔵伯爵、彫刻家の堀田瑞詳などの所有を経て1890年に三井家に移った。
1932年には三井家から当時の荏原町(後の品川区)に庭園部分が寄付され、1935年3月24日に東京市立戸越公園として開園した。1950年には管轄が東京都から品川区に移譲された[1]。
江戸時代の回遊式庭園の雰囲気が良好に保たれている。
主な施設
編集近隣施設
編集- 品川区立ゆたか図書館
- 文庫の森
- 戸越体育館
- エコルとごし
アクセスなど
編集- 開園時間:常時開園
- 料金:無料
電車
編集- 東急大井町線 戸越公園駅 - 徒歩約6分
- 東急大井町線 下神明駅 - 徒歩約8分
- 都営浅草線 戸越駅 - 徒歩約13分
- 東急池上線 戸越銀座駅 - 徒歩約15分
- 横須賀線・湘南新宿ライン 西大井駅 - 徒歩約15分
- 京浜東北線・東京臨海高速鉄道りんかい線 大井町駅 - 徒歩約19分
バス
編集車
編集- 駐車場:なし。近隣にコインパーキングあり。
- 駐輪場:あり
関連項目
編集脚注
編集参考文献
編集- 平野栄治『品川区歴史散歩』学生社、1993年発行
座標: 北緯35度36分37.6秒 東経139度43分20.3秒 / 北緯35.610444度 東経139.722306度