技術と人間
日本の雑誌
『技術と人間』(ぎじゅつとにんげん)は、1972年から2005年まで発行されていた日本語の雑誌。
技術と人間 | |
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刊行頻度 | 季刊、のち月刊 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
定価 | 850円(2005年時点) |
出版社 | アグネ出版社、のち(株)技術と人間 |
ISSN | 0285-5186 |
刊行期間 | 1972年4月 - 2005年10月 |
沿革・概要
編集1972年4月、技術系出版社アグネより季刊雑誌として創刊された。1974年4月より月刊化。2005年10月、通巻359号をもって刊行終了、休刊[1]。
原子力、生命科学、コンピュータ、公害・環境問題といった、現代技術と人間の関係をあらゆる角度から問いつづけた。原子力開発に関しては一貫して反対の論陣を張り、反原発運動の拠点となっていたといわれる[2]。先鋭な問題意識のもと、在野の研究者や現役の技術者を積極的に登用して誌面が構成された。技術評論家星野芳郎は「戦後ジャーナリズム史上のひとつの驚異」と評した[3]。
編集長を務めた高橋曻は、本誌創刊に携わったのち、企業広告に依存しない誌面づくりのために[2]、1974年独立し「株式会社・技術と人間」を創立して刊行を引き継いだ。環境問題を専門とするフリージャーナリスト天笠啓祐は、本誌編集部員であった。[4]
脚注
編集外部リンク
編集- 日本図書コード管理センター 登録出版者の検索 (株)技術と人間
- 立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点 『技術と人間』1972年-1993年標題一覧
- ブック・アサヒ・コム書評 『技術と人間』論文選 問いつづけた原子力 1972—2005 評者上丸洋一 2012年06月17日