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ストレッチャー

担架から転送)
画像提供依頼:記事の中で名前が挙がってるストレッチャー・担架のすべての画像の画像提供をお願いします。2011年5月

ストレッチャー英語: stretcher)は、自立歩行や車椅子での移動が困難な者に用いられる器具である。
救急車に積載されているストレッチャーにはメインストレッチャー、サブストレッチャー、スクープストレッチャー等がある。

重体重対応
車載用ストレッチャー
アメリカ

種類編集

移動用車輪付き簡易ベッド(ストレッチャー)編集

 
車載用ストレッチャー
日本

仰臥位のまま移動できるように4つの車輪を持つ簡易ベッドのこと。
救急車患者搬送車に積載している車載用ストレッチャーは車両へ収納するためが折り畳める構造になっている。
病院で使用されるストレッチャーは病床から手術室などへ移動する際に用いられる。患者と一緒に点滴や酸素などを積載でき、昇降機能で高さを変える事ができる構造になっている。
介護・福祉用では寝たままシャワーができる物もある。

担架編集

 
Spineboard(バックボード)

病人負傷者を搬送するため枠に麻布などを張った持ち手部分をもつ器具[1]。 最も基本的な構造としては、人の身長より長い棒またはパイプを左右に配し、その間に丈夫な布を渡して縫いつけたもの。
折り畳み式のものもある。また、傷病者の体を固定するためのベルトを供えたものもある。

かつて日本では災害の折など雨戸の戸板や担架がわりにすることがあったが、雨戸がある住宅が減少したことにより現在ではほとんど見られなくなった。

臨時用編集

災害時などは怪我人の数などから標準的かつ有効な担架が用意できない場合がある。そのため、ボーイスカウトガールスカウトなど団体によって簡便な担架の作り方を講習しているところもある。

いずれの場合も2本の棒に

  • 椅子をくくりつけたもの(王様が運ばれるような四人持ちの輿と考えればよい)
  • 上着の服を二枚逆にむけ、2本の棒を通すもの
  • 二本の棒に毛布を折りたたみながらかぶせたもの(意外と重みに耐えられ、丈夫)
  • 均等に紐を二本の棒に括り付けていったもの(あやとりを思い浮かべれば考えやすい)

大日本帝国陸軍のたんか編集

大日本帝国陸軍のたんかは四三年式たんか、三五年式たんか、吊たんか、安南たんかなど数種類である。いずれも組立式で、格納、携行に便利なようにできている。これらのほかに最寄りの材料で応用、急造することもある。

四三年式たんかは、総重量 4.3 kg 、床(とこ)1個、轅(ながえ)、横鉄、帯紐(おびひも)2個および負紐(おいひも)2個からなる。
床は矩形のズック製で、両長辺は轅を通すために長く管状で、裏面の両端近くにはそれぞれ1条の力帯があり、患者車で吊るための吊環が力帯の両端にある。
一端に関節があり、轅の牝螺にはまる。負紐の両端は管状でこれに柄を通す。
運搬者はたんかの両端にいて、負紐を肩にかけ、柄を両手で提げて搬送する。
運搬は最少前後2人で可能であるが、長距離には堪えぬために4人で提送または担送される。
四三年式たんかが戦時、平時ともに最も多く使用される。三五年式たんかもおおむねこれと同様の構造である。
吊たんかは総重量 19.4 kg 、四三年式たんかの負紐の代わりに弾力性のある吊金(つりがね)を用いたもので、これに鉄棒1本が附属し、両端を前後2人で担いで運搬する。
この式は被運搬者の全身をおおう日覆(赤十字章が付される)、息杖(いきづえ)が附属する。
吊たんかは患者車の動揺に耐えがたい頭蓋、胸部、腹部の臓腑を負傷した者、脊柱、大腿の骨折などの重傷者を搬ぶのに用いられる。
安南たんかは吊たんかに類似し、2人で肩で担う。天幕状の日覆(赤十字章が付される)が付せられる。

脚注編集

  1. ^ ステッドマン医学大辞典編集委員会『ステッドマン医学大辞典 改訂第6版』メジカルビュー社 p.1755 2008年

関連項目編集