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放屁合戦(ほうひがっせん)は、日本の絵巻物で時おり見られる、放屁を題材とした画題である。

略説編集

鳥羽僧正、あるいは僧正と同時代の絵仏師・定智が、1110年から1125年ごろに製作した「勝絵」絵巻において、前半が「陽物(男性器)比べ」、後半に「放屁合戦」が登場する。放屁の臭いや勢いが強調され、放屁が恥ずべきものとしてではなくユーモアとして描かれている。江戸時代末期にも放屁合戦を題材とした作品がいくつか描かれている。

作品編集

参考画像編集

下の画像は江戸時代末期の作例。奥書によれば、延宝8年(1680年菱川師信菱川師宣の門人)の古図として写し置かれたものを増補して弘化3年(1846年)に制作されたもので、「福山画師 六十九翁 相覧」の款記がある。早稲田大学図書館蔵。

脚注編集

  1. ^ 永青文庫 春画展日本開催実行委員会編集 『SHUNGA』 春画展日本開催実行委員会、2015年9月19日、pp.86-93。

参考文献編集

  • 榊原悟「放屁譚三題」『サントリー美術館開館二十五周年記念論集』第2号、1987年。
  • 高島経雄『鳥羽僧正の秘画『勝画』の発見』文芸社、2000年。ISBN 4835500733

関連項目編集