文芸社文庫(ぶんげいしゃぶんこ)は、株式会社文芸社が発行している文庫レーベル。2011年平成23年)2月に創刊された[1]。サブレーベルにBL系の「文芸社ピーチ文庫」(2013年(平成25年)2月より)、ライト文芸系の「文芸社文庫NEO」(2017年(平成29年)1月より)がある。

概要

編集

株式会社文芸社の発行作品において、プロ・アマチュア問わず、作家が自由に創作活動をしてきたという経緯を踏まえ、創刊時に「自由という名の文庫誕生。文芸社文庫」というキャッチフレーズが掲げられた。 価格・利便性の面から受け入れられやすい文庫という形式で、より多くの読者に文芸社のミリオンセラーを提供することを目的としている。 2012年2月には、同時期に創刊された草思社の草思社文庫と合同で「文芸社×草思社 文庫創刊1周年フェア」が開催された。

主な作品

編集
  • Jamais Jamais「B型自分の説明書
  • Jamais Jamais「A型自分の説明書
  • Jamais Jamais「O型自分の説明書
  • Jamais Jamais「AB型自分の説明書
  • 山田悠介その時までサヨナラ
  • 山田悠介「ニホンブンレツ」
  • 山田悠介「君がいる時はいつも雨」
  • 鷲田小彌太「定年と読書 知的生き方をめざす発想と方法」
  • 鷲田小彌太「シニアの読書生活」
  • 森永卓郎「年収300万円未満時代の会社との付き合い方」
  • 内田重久「それからの三国志 上 烈風の巻」
  • 内田重久「それからの三国志 下 陽炎の巻」
  • 安恒理:著、村上隆英:監修「フェイスブック・ツイッター時代に使いたくなる『孫子の兵法』」
  • 加野厚志「名参謀 黒田官兵衛 戦国最強の交渉人」
  • 明智憲三郎「本能寺の変 431年目の真実」
  • 立浪和義「増補版 負けん気」
  • テッド・Y・フルモト「バンクーバー朝日」
  • テッド・Y・フルモト「テディーズ・アワー」
  • 由良弥生「大人もおじけづく 世界の仰天『昔ばなし』」
  • 南英男「番外警視 悪徳」
  • 杉田望「中村修二 ノーベル物理学賞受賞までの闘い」

関連項目

編集

脚注

編集
  1. ^ 文芸社からのお知らせ 文庫創刊のお知らせ(2014年12月23日確認)

参考文献

編集
  • 株式会社文芸社プレスリリース「文庫創刊のお知らせ 平成22年11月8日」(2014年12月24日閲覧)
  • 株式会社文芸社プレスリリース「文芸社文庫×草思社文庫 創刊1周年のお知らせ(平成24年1月16日)」(2014年12月24日閲覧)
  • 文化通信 平成22年11月15日掲載7面記事「文芸社、草思社文庫同時創刊 電子と強豪にらむ」(2014年12月24日閲覧)
  • 新聞展望 平成22年11月26日掲載2面記事「文芸社文庫来年2月25日創刊」(2014年12月24日閲覧)

外部リンク

編集