施設作業車
概要 編集
設計 編集
ドーザーブレードに加えて伸縮式のショベルアームを装備している。これにより、従来のブルドーザーのような排土・整地作業だけではなく塹壕などの障害除去や陣地構築なども可能となっている。ショベルアームはマニュアルによる操作だけではなくコンピューター制御による自律作業も可能であり、事前に定められた手順に従って自動的に塹壕や掩体壕を掘削・構築することが可能となっている。 火器は装備されていないが、最前線で作業中に飛来して来る可能性のある対戦車ミサイルなどへの備えとして、レーザー検知機やスモークディスチャージャー(発煙弾発射機)を搭載している。
配備 編集
平成11年度より配備が行われ、主な配備先は、施設学校や富士学校の他、遅々とではあるが、北部方面隊の部隊など(施設科・戦車連隊の本部管理中隊)への配備が進められている。
諸元・性能 編集
ギャラリー 編集
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アーム展開状態
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アーム展開状態
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後部