メインメニューを開く

日本人警備員 (在日米軍)

画像提供依頼:日本人警備員の制服や警備活動などの画像提供をお願いします。2013年6月

日本人警備員(にほんじんけいびいん、Japanese Security Guards)とは、在日米軍基地で警備を担当する駐留軍等労働者である。

日本人警備員」という名称であるが、日本の法律である警備業法の適用は受けず、代わりに日米地位協定が適用される。そのため日本国内の一般警備員には許されない拳銃などの銃器携帯が認められている。

ただし、日米地位協定で認められているのは銃器携帯だけで、特別司法警察職員ではないため、捜査権や逮捕権などの特別な権限はない。また銃器携帯も基地内に限られる。

日米地位協定第3項にある「合衆国は、施設及び区域内において、それらの設定、運営、警護及び管理のため必要なすべての措置を執ることができる。」とあり、日本人による武装警備が必要と判断されたため、職務中の火器の携行が求められているが、日本国憲法98条の2において「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。」とあるため、本来国、または地方公共団体からの任命を受けなければ、銃刀法で罰せられるはずだが、条約で謳っている以上銃刀法は憲法98条の言うところの「効力を有しない」のである。

在日米軍基地内は治外法権はなく、借地権のみである。

地位協定1条にあるように「日本の法律を遵守する」とあるので、職務中において日本人警備員が銃器を携行したまま基地の外に出ても、それを罰する法律はない。しかし、在日米軍規則31-207、12-4に「日本人従業員は在日米軍基地の外に武器を持ち出す事は出来ない。但し、基地間にある通りを渡る程度は除く。」とあるため、例え服務中であってもむやみに基地の外に銃器を持ち出すと、従業員服務規程違反になる。

この「基地間にある通りを渡る程度は除く。」とは、在日米空軍横田基地が国道16号線によって分断されており、立哨交代の際に米軍側の銃器運搬許可のある運転手が、日本人の警備隊員の交代の度に呼ばれていたのを解消するためのものである。これは、米軍兵士への配慮ではなく、交代時間になっても一向に米軍兵士が現れず、いつまでたっても交代ができない日本人警備隊への配慮である。

参考文献編集

関連項目編集