日美村

日本の岡山県吉備郡にあった村

日美村(ひよしそん[1] / ひよしむら[2])は、岡山県吉備郡にあった。現在の総社市の一部にあたる。

ひよしそん
日美村
廃止日 1952年4月1日
廃止理由 新設合併
日美村富山村下倉村水内村昭和町
現在の自治体 総社市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 岡山県
吉備郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,282
国勢調査、1950年)
隣接自治体 池田村大和村、富山村、水内村、下倉村、秦村
日美村役場
所在地 岡山県吉備郡日美村大字美袋
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

地理 編集

高梁川の中流左岸に位置していた[2]

歴史 編集

  • 1889年(明治22年)6月1日、町村制の施行により、賀陽郡日羽村、美袋村が合併して村制施行し、日美村が発足[1][2]。旧村名を継承した日羽、美袋の2大字を編成[2]
  • 1893年(明治26年)洪水により大きな被害を受けた[2]
  • 1900年(明治33年)4月1日、郡の統合により吉備郡に所属[1][2]
  • 1952年(昭和27年)4月1日、吉備郡日美村、富山村、下倉村、水内村と合併し、町制施行し昭和町を新設して廃止された[1][2]。合併後、昭和町大字日羽・美袋となる[2]

地名の由来 編集

合併旧村名の各一文字を組み合わせたもの。

産業 編集

  • 農業[2]
  • 産物:米、麦、ハッカ、ブドウ、落花生、マツタケ、鮎、下駄[2]

交通 編集

鉄道 編集

教育 編集

  • 1890年(明治23年)尋常日美小学校が開校し、旧尋常美袋小学校を本校、旧日羽小学校を支校とした[2]。1896年(明治29年)本校と支校を統合し大字日羽に設置[2]。1912年(明治45年)高等科を併置し、1947年(昭和22年)日美小学校となる[2]

脚注 編集

  1. ^ a b c d 『市町村名変遷辞典』669頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『角川日本地名大辞典 33 岡山県』959頁。

参考文献 編集

関連項目 編集