セレガFC (S'ELEGA FC)は、日野自動車1990年(平成2年)から2005年(平成17年)まで製造・発売していた大型観光バスセレガ9 m仕様車の名称である。

セレガFC 富士急平和観光 河口湖駅前にて2000年9月撮影

なお、ここでは日野の9 m大型バスの移り変わりをひも解く意味を踏まえて、ブルーリボンRU19系の略歴についても述べる。

シリーズの概要 編集

P-RU192AA 編集

ブルーリボン 9m級観光バス
  
P-RU192AA 吉備交通

1986年(昭和61年)に追加されたブルーリボン大型2.5m幅の9m観光バス。H06C-T 205psを搭載。リーフサスのRTも存在する。

U-RU1HHAB 編集

1990年(平成2年)にブルーリボンRU19系の後継としてセレガFCが登場した。エンジンは直列6気筒H06C-TIを搭載している。

KC-RU1JHCB 編集

セレガFC
  
KC-RU1JHCB 銀嶺バス

1995年(平成7年)に平成6年排出ガス規制に適合し、マイナーチェンジを実施。エンジンがJ08Cに変更された。

KL-RU1JHEA 編集

2000年(平成12年)に平成11年排出ガス規制に適合し、マイナーチェンジを実施。車名がセレガR FCとなる。

製造終了 編集

2005年(平成17年)製造終了。2006年(平成18年)2月、既にフルモデルチェンジした12 mと統合されセレガの9 mバージョンとしていすゞ・ガーラとの統合モデルとして発売。グレード名はハイデッカーショートとなり、12 mモデル同様、FCのサブネームは廃止された。

関連項目 編集