是枝 伸彦(これえだ のぶひこ、1937年9月11日 - )は、日本実業家ミロク情報サービス創業者で、同社代表取締役会長取締役会議長。元テレコムサービス協会会長。後任の代表取締役社長に就任した是枝周樹は長男。

人物・来歴 編集

鹿児島県甑島列島薩摩郡下甑村(現薩摩川内市)で万屋の子として生まれる[1]長浜国民学校[2]、長浜中学校を経て、鹿児島市下宿[3]、1956年鹿児島県立甲南高等学校卒業[4]。1960年中央大学法学部政治学科卒業[4][5]

映画監督になろうと考え松竹日活助監督採用試験を受けたが落ち[6]、大学卒業後は東京オフィスマシンに入社。1977年ミロク情報サービス設立。1980年同社代表取締役社長就任。1992年同社代表取締役会長兼社長。2004年同社代表取締役会長兼社長最高経営責任者、文化財保護・芸術研究助成財団評議員。2005年同社代表取締役会長最高経営責任者[4][7]

2011年テレコムサービス協会会長、電気通信サービス向上推進協議会会長、児童の性的搾取等撲滅対策推進協議会副会長、情報通信月間推進協議会委員。2015年ミロク情報サービス代表取締役会長取締役会議長[4][7]

同年旭日小綬章受章[8]。2016年日本経団連審議員会委員[4]情報通信振興会の設立などに尽力したとし[8]、平成29年度前島密賞受賞[9]。後任のミロク情報サービス代表取締役社長の是枝周樹は長男[7]

著書 編集

  • 『創造的販売の実践 : その戦略と管理知識』税務経理協会 1981年
  • 『生かし、生かされ、生きる!』財界研究所 2010年

脚注 編集